アラビア書道とその周辺

パソコンのファイルを整理しているとき、1995年の雑誌の写真が出てきました。アラビア書道を始めて間もないころの写真です。アサヒグラフという雑誌がカルチャーセンターの講座紹介記事で、「アラビア語のカリグラフィー」の講座が取り上げられたのです。ここに私も映っています。もちろんまだ若いです。本田先生も当然まだ若く、ヒゲも生やしています。

写真には25名の生徒が映っていますが、うち今でもお稽古を続けられている人が、私を含め３人います（私以外は女性）。男性は少なく、5名でした。それでも当時としては多かったような気がします。男性では私が一番若手でした。このころカルチャーセンターと言えば、主婦を中心とした女性が圧倒的に多く、男性は退職されて悠々自適という方がほとんどでした。

この写真では私は自分で書いたアラビア数字を持っています（余りうまくない(^_^;)）。どういう訳か、少し下を向いています。確か、シャッターを押すとき、みんな緊張して堅い表情だったので、カメラマンが何か冗談を言い、思わず緊張が緩んだ拍子に下を向いてしまったような記憶があります。

あれから12年、良く続いたものだと我ながら感心します。


アサヒグラフの写真（一部）