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アラビア書道とその周辺

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2007.09.23
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カテゴリ:旨いもの
東京と大阪では食べ物の呼び方が異なるものがいくつかあります。
関東では決して通じないのがレイコーです。初めて東京に来た時、何度かわざと使ってみましたが、全く通じませんでした。さすがに最近は大阪でもアイスコーヒーと呼んでいる人が多いようですが、恐らく「冷たいコーヒー」の略と思われます。さらに、コールティーは、もっと分かりづらい言葉で、アイスティーのことです。「コールド ティー」を略したものと思われますが、時には、ミティー(ミルクティー)やレティー(レモンティー)などのバリエーションもあります。あれだけ吉本の芸人が東京キー曲のテレビに出ている割にはレイコーやコールティーという言葉を使っていません。大阪でもかなり使用回数が減った言葉かも知れません。また、一度大阪で確認してみましょう。
ついでに、フレッシュと言えば、フレッシュジュースではなく、単にコーヒーなどに入れるミルクのことを指します。

ある本によると、大阪ではミックスジュースが喫茶店のメニューに必ず載っているとありました。確かに学生時代は結構注文した記憶があります。まだコーヒーを飲むのは何かもったいない、値段の割に充実感が少ないという理由で、値段が安い割に何かリッチな感じがするミックスジュースを注文していたような気がします。他のジュースに比べ安かったのは、考えてみれば残り物の果物を何でもかんでも放り込んだもので本来それほど高級なものではありません。バナナと牛乳が入っていれば何とか味は様になるというものでした。そういえば関東に来て注文したことはありません。もう大人になっていたのかもしれません。

“まむし”は有名です。もちろんヘビのマムシではなく、ウナギのことを指します。ウナギにご飯が“まぶして”あるから訛って“まむし”となったそうです。因みに、ウナギの焼き方も東京と大阪は異なり、大阪は、腹から割いて、そのまま焼くのが伝統的な焼き方でした。東京では、背から割いて、一旦蒸したあと、焼くのが普通です。ただ、最近は関西でも一旦蒸してから焼く方が多くなりました。ウナギが養殖物が増え、蒸さずに焼くと固くなるからと聞いています。

それから大阪で単に“肉”と言えば、“牛肉”を指します。豚肉のことは、“豚肉”と普通に言います。“肉じゃが”と言えば、大阪では牛肉を使いますが、東京では豚肉を使います。カレー専門店に行っても、大阪ではビーフカレーが一番メニューの上に載っているのに、東京ではポークカレーが載っていることが多い気がします。カレーに豚肉を使うという考え方は大学時代までほとんどありませんでした。大阪は牛肉が優先しています。
ついでに、大阪で“かしわ”と言えば鶏肉のことを言います。柏の葉っぱに色が似ているからだと聞いています。

大阪では約し方が東京と異なるものがいくつかあります。
マクドナルドのことは、関東ではマックと略しますが、関西では、マクドと略します。ケンタッキーはケンタで同じです。タッキーとは言いません。スターバックスもスタバですね。なぜマクドナルドだけ異なったのか不明です。

大阪では“するめ”のことを“あたりめ”と言います。“する”は“擦る”すなわち、“使い果たす”につながり、相場師にとって縁起が悪い言葉なので使わないということらしいです。同様な理由で“擂り鉢”も“あたり鉢”といいます。だからスリッパも、アタリッパと言います(ウソです(^^;))。

(日本アラビア書道協会 http://alqalam.jp)

ケンタッキー・フライドチキン(ディーワーニー書体)





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最終更新日  2007.09.24 13:24:38
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