|
カテゴリ:アラビア書道
JEUGIAカルチャーセンター千里セルシーで講師の作品を年末から1月にかけて飾るということで何か作品を出さねばならなかったのですが、昨晩やっとできあがり、近くのコンビニから発送しました。
作品は、ちょうど本田先生の涙の形にしたコピーがあったのでそれを参考にして、無難なところで新年の挨拶によく使う「kull aam wa antumu bi-khair」を少しデザインしたものにしました。 白い紙では寂しいのでマーブリングのデザインが良いと思い、CDで以前購入したものの中から適当なものを数点選び、パソコンソフトで少し色を薄めに調整してから、アート紙に直接プリンタで印刷してみました。するとちょうど良いぐらいに色が載りました。これは結構画期的なことでした。 以前にもアート紙にパソコンで模様などを印刷しようと試みたことは有りましたが、色が上手く載らずインクが流れてしまった経験があります。 ところが、今回はインクの種類が変わったのか、プリンタ自身の性能がよくなったのか、はたまた私の日頃の行いが良かった為か、思いの外綺麗に印刷できました。恐らく最近のプリンタはインクの粒が小さくなったので、アート紙でも染み込むことができるようになったのではないかと推測します。 市販されているアート紙は通常、白以外はほとんどなく、作品を作るときに味気なかったのですが、これで自分の好きな背景をつけることができるようになりました。パソコンを使わなくてもスキャナ部分に適当な色紙やモノを置いて、印刷することも出来ます。但し、紙のサイズはA4までですが。 現在、私が使っているのは、エプソンのA890という、1年ほど前の少し古いタイプで、スキャナ装置やコピー機能も付いているいわゆる多機能タイプです。多少、嵩(かさ)は張るものの結構重宝しています。ただ、インクの減りがかなり激しいのでいつも補充のインクをストックしておく必要があります。これ以前の機種やエプソン以外のプリンタでもアート紙に直接印刷が可能かどうか分かりませんが、一度お手持ちのプリンタで試してみる価値はあると思います。 なお、良く乾かさずに上から字を書くと、少しはじかれてしまいますので、よく印刷が乾いてから、書く必要があります。普通の墨汁でも大丈夫でした。レタリングゾルではどうか試していませんが、多分大丈夫でしょう。是非お試しください。 kull aam wa antum bi-khair(毎年、あなたが良き事と共にありますように)(ディーワーニ書体) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.25 10:47:01
コメント(0) | コメントを書く
[アラビア書道] カテゴリの最新記事
|