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カテゴリ:アラビア書道
25日はサウジアラビア大使館でのビザ申請とサウジアラビアへの航空券取得に行きます。
サウジアラビアのビザ申請書類の受付時間は9:00-11:00と短く、何があるか分からないので、取りあえずできるだけ早く行って提出物を出そうと思い、9時ぴったりに大使館に到着すべく自宅を出ました。 東京メトロの南北線六本木一丁目駅からすぐのところと、地図で確認していたのですが、六本木一丁目駅が恐ろしく大きい駅の上、ビルのフロアにそのまま繋がっており、わかりにくく、通勤時間とも重なり、人の波に押されながらも、取りあえず2番出口を出てすぐ左に曲がったところにある、サウジ国旗がはためいているサウジ大使館に到着しました。 昨今はどこの大使館も厳しいチェックがありますが、ここも同様で手荷物をX線チェックし、携帯電話を預けて入ります。査証申請の窓口が開くか開かないかのタイミングで一番で申請書類一式とパスポートを提出しました。 細菌テロを防ぐためか、直接窓口の女性とは話すことができず、顔が見えているのにインターフォーンを通じてやりとりするようになっています。まるで刑務所の面会所のようです。 待つ間、テーブルの上に置いてある本をつらつらと眺めていると、何と同志社大学の中田功教授の「コーランの詳解」という本が置いてありました。余りにも場違いなところだったので、誰がこんな本をこんなところで読むのかとツッコミながら、読んでみました。コーランの章句を文法的に細かく説明しているもので、一部の人には必要ですが、ビザを取りに来た人がじっくり読む内容ではありません。 しばらく待つと引換券をくれ、明日15:00~16:00までに取りに来いとのことで、あっさりと終わりです。10分ぐらいで終わったでしょうか。いろいろ書類の内容で細々聞かれると予想して構えていたので、拍子抜けでした。サウジ政府のご招待客なのでゴチャゴチャ言われなかったのかも知れません。 待っている間にも3人ほど、ビザ申請らしい人が来ました。 サウジ航空の事務所は浜松町・大門の近くにあります。直線ではサウジ大使館からそれほどかからないのですが、寒空を歩くのは多少きついので地下鉄を使い、芝公園駅から歩くことにしました。 ところが代理店の場所を電話で確認したにも係わらず、なかなか場所が分かりません。当然、サウジの国旗がはためいているのかとか、サウジ航空の飛行機のミニチュアでも置いてあるのかと思ってあちらこちら探していたのですが、それらしき建物は見当たらず、何度か場所を聞いたあげく、着いたところが、普通のトラベルエージェントでした。全くサウジエアという言葉が見つかりません。どうもサウジエアの単独のオフィスではなく、いくつかの航空会社の寄り合い所帯の感じです。 担当者と色々話しをしていると、結局まだ発券できる状態ではなく、いくつか確認事項が必要ということで、チケットは取得できず、また出直しになりました。 もう出発まで一週間ほどしかないのに、まだチケットもビザも取れておらず、現地のスケジュールもはっきりしていないという、正にサウジらしい状況です。まあ、今までの経験上、ギリギリまではバタバタすることは必至ですので、余りキリキリしない方が身体に良さそうです。その分現地の日本大使館の担当者の方は連日てんてこ舞いで、毎日、現地の状況を詳細に説明した長い長いメールが入っています。 20年前に比べリヤドの街は恐らく見違える程変わっていると思いますが、サウジ式段取り方法はまだ余り変わっていない様子です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.26 23:42:37
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