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カテゴリ:アラビア書道
10日のアラブイスラーム学院と12日の朝日カルチャーセンター横浜で本田先生が新たにお手本を書いて来られました。コーランのイムラーン家章の一部です。
この章はコーランで開端章、雌牛章の次ぎの3番目に登場する章ですので、かなり長く、全部で200節あります。 お手本として書かれてきたのは、159節の一部で一行の短い文です。 意味は、「いったん決まったならば、アッラーを信頼しなさい。」(日本ムスリム協会編 聖クルアーンによると)と訳されています。 この句の直後の文言として「本当にアッラーは信頼する者を愛でられる」と続きます。 よって、何かを行う決断を一旦したならば、アッラーを信じて一生懸命取り進めなさいというと言うことのようです。 表面的には、日本の“神頼み”と同じようなニュアンスで取られがちですが、アッラーを「一生懸命に」と置き換えれば良いのかなと思います。 新学期の始まりに相応しい文言として選んだと、本田先生から説明がありました。 例年アラビア書道を新たに始める方も4月が最も多く、その次ぎが1月になります。1年や年度の変わり目には人は何か新しいことをやろうと決意するものです。 ただ、横浜は4月19日が新しい期の始まりになりますので、まだ新人は入って来ません。それでもだいたい4~5名は入ってくる予定と担当者の方から連絡がありました。 それから急なお知らせとして、急遽ロビー展が5月10日~24日の2週間行われることが決まりました。 ロビー展は、朝日カルチャーセンター横浜の生徒さんの内輪の作品展で、全ての講座のうち、絵画、習字、彫刻など作品をつくる講座に順番に回って来ます。 講座数が多いので年に1回廻ってくるか来ないかというロビー展ですが、同カルチャーセンターの広告塔でもあるので、皆さんに新作を出して頂くようお願いしました。 展示までほぼ1ヶ月しかないのでちょっと皆さんは慌てていた様子ですが、ゴールデン・ウィークにゆっくり作品作りに励んでくださいと、勝手に念押しをしましたので、力作が出てくると思います。 このような展示がないと、なかなか家で練習することがないので丁度良いタイミングでもあります。 ルミネの8階は全て朝日カルチャーセンターのフロアなので一般の人が来ることは余りありませんが、別に誰が見に来ても問題ありませんし、しつこい勧誘もありませんので、横浜に来られたら、是非ご覧下さい(もちろん入場無料です)。 コーランイムラーン家章第159節の一部(ナスヒー書体) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.14 23:51:17
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