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カテゴリ:大阪
たまたま、大阪の駅の看板に4月16日から造幣局の通り抜けが始まるという、広告を見つけたので、急に行ってみようと思い立ちました。
食わず嫌いというか、何というか、大阪に20年以上住んでいたにも関わらず、行ったことがありませんでした。大阪市内にある桜の名所でいつもテレビでは見ていたのですが、余りにも人が多く、通り過ぎるだけで、飲食もできず、何が面白いのかということで無視してきました。 18日当日は雨空で、かつ平日だったので多少は空いているかと思ったのですが、意外や意外、老(若)男女がぞろぞろとやってきていました。また外国人観光客も多く、場内では中国語と英語と日本語で注意を呼びかけていました。 この造幣局の桜は通常のソメイヨシノ種はほとんどなく、遅咲きの八重桜系が中心ですのでいつも遅めにお花見が始まります。八重桜も一種類だけではなく何と125種類もあり、中には緑色の桜もあり、なかなか見ごたえがあります。 毎年、「今年の桜」というものを決めているらしく、今年は、普賢象(ふげんぞう)という種類の桜でした。 通り抜けの長さは560メートルです。場内放送では立ち止まらないようにを繰り返していますが、もちろん皆無視して写真を取りまくっているため、行列は滞りがちです。 桜も老木も多く、花の重みで垂れ下がっているものもあります。通りは決して広くなく、週末や夜はぎっしりの人通りで身動きもできないと予想できます。 この造幣局に併行して川沿いに多くの屋台や出店がでており、これがバラエティに富んでいて非常に面白かったです。 定番の、フランクフルト、おでん、たこ焼き、うどん、焼そば、お好み焼き、りんご飴、じゃがバター、いか焼、イカの姿焼き、牛すじの煮込みのほか、ちょっと変わったものとして、クレープ、さくら餅、饅頭、韓国のチヂミ、ドネルケバブ、ひもの。さすが大阪だけあり、お好み焼き系のバリエーションも多く、リング焼(お好み焼を目玉焼きの輪にはめて作った小さめのもの)、ハシ焼(お好み焼きを割り箸にまきつけたもの)など数種ありました。 なぜこんなところに?と思ったものとして、チョコレートタワー(ここはホテルか?)、鮎の塩焼き(簡易いろりと共にまったりと、できるか?!!)、きゅうりの一本漬け(数軒あり)。 エンターテインメント系も金魚すくい、スーパーボールすくい、射的、手打ちパチンコなどと充実しているほか、レアなものとして、手相見、メダカすくい、そしておたまじゃくし(?)すくいです。造幣局だけに記念メダルも売っています(一万円札を安く売っていれば買おうと思いましたがありませんでした)。 オタマジャクシすくいなどは、金魚すくいの器の中に黒いものが一生懸命泳いでいるので、初めは金魚の稚魚かなと思ってよく見てみると、真っ黒なオタマジャクシがうようよと泳いでいます。すこしキモイです。一回200円です。 生物分類学的見地から判断しますと、これはヒキガエル(別名ガマガエル)のおたまじゃくしかと思われます。 さすがにこの出店は一軒だけでした。まだお客もいませんでしたが、どこでオタマジャクシを仕入れるのでしょうか? すくったお客は後はどうするのでしょうか。金魚鉢に入れて干渉するのでしょうか? カエルになったらどうするのでしょうか? 謎が深まるばかりです。誰か一度聞いてみてください。 あとでインターネットで見てみると、4月18日当日は約29,000人の見物客があったそうです。また、期間中毎年100万人前後の人が来ていることが分かりました。 最寄り駅はJRの大阪城北詰駅か大阪天満宮駅になっていますが、そのものずばり、JR桜ノ宮駅や天満橋駅(京阪電車、地下鉄)からも近いです。ただし、通り抜けは一方通行ですので、大阪城北詰駅か天満橋駅の方が入り口に近くて便利です。 通り抜けは4月22日までです。 大阪造幣局の色々な桜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.20 00:06:25
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