アラビア書道とその周辺

昨日紹介したODONAにも入っていた「インディアンカレー」は、大阪で仕事をしていた時期に頻繁に通いました。

淀屋橋界隈では知らない人はいないカレーの超有名店で淀屋橋、堂島あたりに数店あります。メニューの基本はインディアンカレー、ハヤシライス、インディアンスパゲティーの３つですが、ピラフとミートソーススパゲティのある店もあります。私はどういう訳かカレー以外のメニューは食べたことがありません。昼食時で大忙しの店員にカレー以外のメニューを注文するのには何か申し訳がない雰囲気もあったためでしょうか、結局食べる機会がありませんでした。インディアンスパゲッティーの方の味の予想はつきますが、ハヤシライスはどんな味なのか、ぜひ死ぬまでに一度は挑戦してみようと思います。

その他のバリエーションとしては生卵を入れるかご飯を大盛りにするかどうかだけです。辛さの調節もできません。コーヒーやサラダもありません。キャベツの甘酢漬けのようなピクルスというか口直しが強制的に少量付くだけで至ってシンプルです。このピクルスは量が少なすぎて、口直しにはあと３杯ぐらいお代わりが必要ですが、お代わりは認められていないようです。

このカレー屋は大阪で1947年に創業しており、60年以上も同じメニューを出し続けていることになります。従業員も愛想がなく、正にビジネスライクです。注文したら瞬時でカレーがでてきます。いらち（すぐイライラする）の大阪人には好評です。

食べてみると、一口目は少しフルーツ的な甘味を感じるのですが、そのあと強烈な辛さが襲ってきます。この辛さがクセになり、多くの人が通います。大阪に７店舗、芦屋に１店舗、ホームページを見ると東京にも店を出しています。

同店のホームページもありますが、やはりシンプル極まりなく、２ページほどしかありません。店舗とメニューが中心ですが、メニューはどの店も似たり寄ったりです。一瞬感じる甘さはフルーツだと思いますが、あの辛さはどのように出しているのか、企業秘密のようです。

インディアンカレーとピクルス（通常は自分で接写写真を撮るのですが、同社はカウンターだけの店がほとんどで従業員もいつも客の動きを見ているようなので、写真などのんびり撮っていると何か言われそうで、同社のホームページから抜粋）