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アラビア書道とその周辺

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2010.11.22
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カテゴリ:旨いもの
「名古屋の喫茶店」(大竹敏之著リベラル社発行、星雲社発売)という本を名古屋の生徒さんから貸してもらいました。時々、名古屋のモーニングというのを一度食べてみたいと言っていたためかも知れません。

名古屋の喫茶店というと、モーニングサービスに付いてくる料理が豊富で凄いという感覚でいたのですが、この本を読んでいると、豪華なモーニングサービスは別にどこでもやっている訳ではなく、市内の一部の店や一宮とか豊橋といった地域に限られているようなことが書かれていました。余り市内の中心街にある喫茶店ではなさそうです。市内の喫茶店では、普通にトーストとゆで卵的なモーニングがフツーとのこと。

それよりも昨今スタバとかドトールのような全国展開の喫茶店チェーンが増える中、昔のように個別対応してくれる喫茶店が根強く、かつ元気に残っているというところの方が特徴らしいです。個別対応というのは、席に座るとウェイトレスがお水を持って来てくれて、注文を取ってくれる店ですが、そんな店が名古屋ではチェーン展開して頑張っているということです。

またこの本の中にカフェと喫茶店の違いが書いてあるところがありました。曰く、

(1)お酒があるかないか
(2)客層が異なる
(3)喫茶店の方が古くからある
(4)喫茶店の方が密室感がある
(5)コーヒーにこだわっている
(6)カフェの造りはオーナーの主張が強いが、喫茶店は受け身でお客さんは誰でもウエルカム的

確かに喫茶店には余り主張がなく、どんなお客さんでもOKという感じがあります。ただ最近のチェーン店では例えばスタバは若い人向き、ドトールは中年以上というような棲み分けも出てきているような気がします。

名古屋だけではなく、大阪には大阪の、また横浜には横浜の独特の喫茶文化がありそうですが、よく使っている割には余り感じません。

名古屋でのモーニングは必ずしも朝だけではなく、午後までやっているという本末転倒的な店もあるということなので、次回は是非どこか探して入ってみようと思います。





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最終更新日  2010.11.24 13:29:50
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