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カテゴリ:旨いもの
京都の四条河原町にモロッコ料理店ができたと、天満橋の生徒さんから教えて頂いたので早速でかけてきました。
四条河原町交差点を南に5分ほど歩いた、非常に足の便の良いところにある「さくらビル」の地下にありました。名前は「La Baraka」(ラ・バラカ)といいます。 15:00までがランチタイムですが、2時過ぎでもまだ客は数名いました。 ランチメニューにはいくつかの定食があり、そこから選べますし、単品でも注文できるようです。クスクスかタジンがメインのようですが、タジンの鶏入り定食を注文しました。 まず最初にハリラというスープがでました。ラマダン期間中に一日の断食の後最初に飲むスープです。レンズ豆などたくさんの豆類や野菜などが入った、ミネストローネのアラブ版のようなスープで、断食後に飲むと体に染み渡るだろうと思われる味です。 次にサラダが小ぶりの皿に山盛りで出てきました。かかっているドレッシングもできあいのものではなく、ちゃんとモロッコ風になっていて、美味でした。 メインのタジンは和風の皿に載ってきましたが、一見、かなり量が多いように見えます。入っているのは鶏肉、ナス、オクラ、ニンジン、ジャガイモ、グリーンピースなどが重なってぎっしりといった感じです。 味はしっかり付いていましたが、それほど濃いという感じはなく、野菜、鶏肉から出たダシがそのまま活かされているような甘味もありました。タジンは何度か食べたことがあります。ただ、味付けはほとんどなされていないものが多かったという印象があったので、ここのタジンは美味しく全て食べることができました。 付け合せに少し厚めのピタパン(半分)がついており、野菜・肉のエキスをつけて食べてくださいと説明がありました。 最後に追加でミントティーを頼みましたが、ガラス製のきれいなコップになみなみと注いでくれます。量もたっぷりありますが、ちょっと熱すぎてコップがしばらくは持てません。このミントティーも甘すぎずすっきりとしています。 ミントティー630円を含めると全部で1,890円(税込み)とちょっと高めのランチとなります。スープ定食という525円の定食もありますが、それ以外の定食は1,200円以上になります。タジン単品だと1,050円となりますので、それだけでも構わないと思います。 結構タジンの量が多めですが、味付けがしつこくないので女性でも割りに簡単に平らげることができそうです。 メニューは夜も昼もほぼ同じで値段も変わらないようですので、夜はいろいろアラカルトで取って、みんなでワイワイ楽しむのもよさそうです。ビールもちゃんとありました。 昼に行った時は従業員が見当たらず、旦那さんと奥さんの二人で切り盛りしているようなので、大勢で入ると待たされるかも知れません。 旦那さんは余り日本語を話さないようですが、奥さんは料理について丁寧に説明してくれますので、どんな料理か分かりやすいです。京都ではトルコ料理店はあったものの、モロッコ料理店は初めてだと思います。 蛇足ながら、店名の「ラ・バラカ」は、アラビア語のバラカ=祝福から来ているのだと思いますが、アラビア語の定冠詞”アル”を使わずフランス語の女性定冠詞”ラ”を使っています。モロッコもフランス語を話す人が多いので、少し洒落ているのかも知れません。 (写真はあとで) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.19 11:48:40
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