2011/11/07(月)00:10
ペルシア書道展「マシュク展」に行ってきました。
東中野のパオ・ギャラリーで角田先生と生徒さんのペルシア書道展「マシュク展」が最終日だったので慌てて行ってきました。
最終日だということで角田先生も会場におられ、一点一点詳しく説明して頂きました。
全部で19名、31点となかなか多くの作品を一同に見ることができ、ペルシア書道独特の柔らかい線で、アラビア書道のペルシア書体とは雰囲気の違った線が楽しめました。
題材はハーフェズ、フェルドゥスィー、シーラーズなどイランの詩歌を扱ったものが多かったですが、現代の歌、日本の短歌のペルシア語訳、黄道十二星座などを書いたものもありました。
また、文字デザインの作品が何点かありました。
これは、1つか2つのペルシア文字を崩さずに、連続で描いてデザイン化している作品で、中には目を引く作品もありました。
作品を出されている方の中にはアラビア書道をされている方や細密画をされている方も参加されていました。アラビア書道もされている方の作品はいつもの作品とは違って面白く見ることができました。
ディスプレイにイランの民族楽器であるサントゥールやネイなども展示されていました。
また、実際にペルシア書道も体験できるように紙とインキが準備されていました。
作品に付けられた名札には作品ごとに詳細な説明がなされており、ペルシア書道を初めて見る人にも分かりやすかったと思います。
いろいろ参考になったり、ヒントになるもの、真似したいものもあり、大変面白かったです。
このような生徒の大きな作品展を外部で行うの初めてということでかなり大変だったとのことです。
是非これからも続けてやって頂きたいと思います。また、アラビア書道とのコラボも面白いと思いますので来年の生徒さんのアラビア書道作品展にも参加頂きたいと思っています。。