アラビア書道とその周辺

2013/11/20(水)09:35

第1回アラビックフェスタ関西は盛り上がりました

催し物(396)

11月17日(日)に大阪の中崎町にある中崎町ホールで第1回アラビックフェスタが開催されました。天気も比較的良く、楽しい一日になりました。 11時~16時の昼の部は雑貨販売のほか、ヘナ、書道、水たばこ、バックギャモン、軽食販売、そして、17時~19時半の夜の部は立食(座食?)ディナー付きのアラブ演奏、ウイグルダンス、ベリーダンス鑑賞の催しが行われました。 バザーの店舗は30店以上入りなかなか盛会でした。 アラビア書道は机を一つ借りて、いつものお名前書きをひっそりと行いました。 ハガキサイズに書く場合は200円、A4サイズのデザイン紙の場合は300円と格安で提供。 今回は初めてDr.Martin製のカリグラフィー用の赤、青、黒のインクを使ってみました。墨汁に比べ、乾くのが早く、書いた作品をお客さんにその場で渡せるので便利。 滑りも余り悪くありませんでしたが、墨汁に比べ若干、延びが悪く、長い線は少し書きにくかったです。 色は少し薄めになりましたが、筆跡が綺麗に出たのでその点は良かったと思います。インクの蒸発が割に激しかったのでを少しずつ水を入れながら、書きました。 11時の開始早々にエジプト人と結婚した日本人の奥さんがやって来て、子供の名前を3人書きました。名前は全くのアラブ名でアマル、マーサ、ムナとありました。お母さんは非常に興味を持って書くところを見ておられ、時間があったらやってみたいと言っておられました。まだ、子供さんが小さいので当分は難しそうです。 その後パラパラと、今回のイベント運営のスタッフの方が来た後は閑古鳥が鳴いていました。 右隣ではアラビア文字をデザインする「アラビア-ト」が、アラビア文字を使ったアクセサリー、ハンコ、カードなどを販売。そこそこ売れています。また、左隣ではもともとシリアへの海外青年協力隊のボランティアがシリア支援としてオリーブ石けんなどを販売していましたがこれもチョコチョコと売れていました。 昼になってもほとんど客が来ないので、バザーで売っていたドネルサンド、コシャリなどをゆっくり堪能し、しばらく待っていましたが、状況は変わらず、今日は早めに店じまいかと思っていました。 ところが2時を過ぎたころから、人が急に増え始め、そのまま閉会の16時過ぎまでずっと書きっぱなしの状態が続きました。名前以外に、店名を書いて欲しいとか、ベリーダンス名などのリクエストもあり、結局30人ぐらいの名前を書きました。 夜の部が始まったころに急に天気が悪くなり雨が降り出しました。 ディナーは、トルコ家庭料理、ウイグル料理、アラブ料理、インド料理が混ざったバイキング料理でしたが、それぞれの料理のスパイスの使い方に特徴があり、一気に食事はなくなりました。 6時半からアラブ演奏が始まりました。主に関西で活躍されている若手の演者が集まりました。バイオリン2台、ウード、カーヌーン2台、レク(タンバリンに似た楽器)、キーボードで構成され、5曲演奏されましたが非常に軽妙な演奏でした。キーボードが主な曲の旋律をこれ一台でまかない、一気に演奏に幅を持たせていました。 ダンスは、二人のウイグル人女性の華麗かつ軽妙なダンスがあった後、ベリーダンスで10人ぐらいが出演し、華やかな舞台になりました。 最後に、踊りたい人は一緒に踊って下さいというかけ声で、観客の多くの方がベリーダンスを踊り出しました。ベリーダンスブームはまだ静かに続いているなあと実感。予定より1時間ぐらい遅くなって夜の部は終了。 書道のお稽古場所リストの紙もそこそこはけました。ひょっとしたら新人が増えるかも知れません。 来年もし参加するなら、もう一人アシスタントが必要だなと感じました。

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