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カテゴリ:アラビア書道
錦糸町のお稽古に女性の新入生が入ってきました。
なかなかユニークな経歴で、アラビア書道を習うためにインドのデリーで1ヶ月ほどみっちりとお稽古してきて最近日本に戻ってきたとのこと。 インドの書道情報が余りなかったのでいろいろ聞いてみました。 〇書道教室は大繁盛で30~40人の生徒がいる。このようなお稽古場所がデリーに何ヶ所もある。 〇生徒のほとんどが女性。 〇女性が書道を習う目的はたしなみ 〇男性は書家になるためか、宗教目的。 〇生徒の貧富は関係なく、いろいろな階層がいた(日本人は自分だけだったが) 〇お稽古は毎日あり、毎回3時間ぐらいのお稽古時間 〇お稽古代は無料だった 〇テキストはあるものの(写真参考)ほとんど使用せず、先生がお手本を書き、それを真似るのが主 〇最初に習うのはナスタリーク書体(ペルシア書体)、その後はナスヒー書体 〇使う筆はアシで中東で使うものに比べ柔らかい。 〇お稽古はナスタリーク書体から始める(このため筆のカットの角度は平らに近い) いきなりナスタリーク書体とは難しいとは思いますが、お隣のパキスタンの公用語ウルドゥー語がナスタリーク書体で書かれるため、ナスタリークの方が取っかかり易いのかも。 インドの書道情報が入ってきたので、一度インドを下調べしてみたく。 また、インドへのアラビア書道旅行も面白そうですね。毎日カレー料理が楽しめます。 書道教科書(紙質は余り良くない。ページ数も少ない) 教科書の中身はこんな感じ インドで使われているアシの筆。ナスタリーク書体を書くため、カットの角度は平らに近い) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.10 23:28:47
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