先日の図書館
いつもこどもたちの絵本を数冊借り、
自分用には、子供服の作り方の本や生活に関する本を借りていく

でも今回は「新刊」のところにあった
この本に目が留まった


　　　　アシュリー


「プロジェリア」という病気を持って生まれ、
いま14歳になるという女の子　アシュリー

なんどかテレビでも放送されたことがあるから
ご存知の方も多いはず

「プロジェリア」　･･･　簡単に言うと、肉体だけ先にどんどんと年をとってしまう病気

世界にもさほど数も多くなく、詳しい原因もわかっていない難病

アシュリーも生まれてからこの病気だとわかり
長くて10年くらいの命といわれながら、
周りの人々の愛に囲まれ、一生懸命、というより、楽しく生きている

病気のせいで髪も抜け落ち、
手足も細く、同い年くらいの子に比べて体力もない
当然、心無い人々から
宇宙人だとからかわれたり、言葉の暴力にあうことも･･･

でもアシュリーはその病気に負けるどころか

「自分がここにこうしているには理由があるはず」

だと病気も受け入れ、いつも前向きに暮らしている

そんな彼女の「言葉」を集めたエッセイ集

自分がこの世にいる「理由」
「与えられた使命」なんて考えたこともない私
でも彼女の前向きな言葉の数々を読んでいくと
本当に勇気付けられてくる
自分の悩みなんてとてもちっぽけに思えてきて

「毎日って自分次第でもっと楽しくなるんじゃないかな？」

とさえ思えてくる
そして、今ある自分や子供たちの健康に感謝したくなる


説明書きもなく、だた、彼女の言葉がつづられてるので
一気に読めてしまいます
彼女自身の言葉も見れるよう、英文でも書かれています
ところどころに彼女の大好きなイラストなんかも書かれていて
とても心温まる一冊

久々に「本」を読んだ私
季節外れだけど、温かいココアを飲んだような気分になりました

hanaも表紙のアシュリーを見てかなり気になったみたい

　　　この子、女の子？

確かに髪がないからわからない

　　　うん、アシュリーって言うの
　　　病気なんだけど、とっても優しくていい子なんだよ

と言うと、

　　　えらいね～

だって

どこまで理解してるかわからないけど
大きくなっても人の心の痛みがわかる優しい子に育って欲しいなと思った瞬間でした



読んだことある方、どんな感想をお持ちになったかな？



アシュリーが絶大な信頼を置き、ともに人生を歩いてきたママ
がつづったエッセイも発売されています

今度はこちらも読んでみようかな

　　みじかい命を抱きしめて