今日は地元の花火大会

同居の両親も、花火は楽しみみたいで、
去年も、私が声をかけ、少し離れた堤防まで車を出し、
パパを除いた5人で見に出掛けた


　　　一応、今年も誘ったほうがいいよなぁ　･･･


心優しい（？）私は、気を遣って昨夜尋ねてみた



　　　今年も花火、見に行かれますか？


ところが、市の仕事をしている義父が、
仕事の電話が入るかもしれない、という理由で、
今年は行けない、とのこと

内心ちょっとほっとしつつ、話は終わった


当然、今日は『花火には出掛けない』ものだと思い
夕飯も普通に済ませ、いつもどおりにお風呂の準備に下へ降りていくと　･･･

滅多にいない下のリビングにいる両親
しかも傍らには義母のかばん　･･･　いやな予感



　　　ボンボン、音が聞こえてくるねぇ
　　　hanaちゃん、ママと見に行ってきたら？

　　　
　　　堤防なら少しくらい見えるかもねぇ


　　　近くのショッピングセンターの駐車場、よく見えるらしいよ



どうやら、相当、見たいらしい　･･･　



　　　じゃ、ちょっとぐるっと回って、車で見に行きますか？



仕方なく、切り出す私　･･･

待ってましたとばかり、戸締り開始


いそいそと私たちの車に乗り込み、いざ出発　･･･　



実は義父は車を持っているのですが、軽トラしかなく、
当然大人ふたりしか乗れず、かなり不便
しかも、義母は運転もできないし　･･･
みんなでどこかへ出掛ける（ま、滅多にないけど）となると、
必ず私はドライバー　



近くのショッピングセンターの駐車場はかなり広いから
他にもたくさんの人が見に来ていた
確かによく見えるし、車も止められるし、で便利
ただ、当然帰りは混雑するだろうから、早めに切り上げたかったんだよね
なんせ、saeも眠たくなっちゃうし、私は帰ってからも
子供たちをお風呂に入れたり、明日のパパのお弁当の準備をしたり、アイロンかけたり･･･
とやることがたくさん



　　　ところが　･･･　



義母が、『牛乳を買いたい』　と言い出し、
花火を最後まで見た後で、そのショッピングセンターに買いに出掛けた
当然、hanaも行きたがる
でも、義母は　超マイペース
ささっとひとりで買いに入り、義父も勝手にトイレへ
残された私と子供たち
どこでどのくらい待てばいいのかもわからず、出入り口付近で待ってみる

hanaはお菓子が欲しいと言い出し、義母を探しがてらお菓子コーナーへ

レジへ向かうと、入り口から義父の姿　･･･



　　　あ、あの、お義母さんは　･･･　



　　　もう、外で待ってるよ



はい～

自分だけさっさと買い物を済ませ、外で待ってるだって　･･･

小走りに駆け寄ると、こう、言い放った



　　　もう、hanaちゃんにプリキュア買ってあげようと思ったのに、
　　　はぐれるから、もう買ってあげられんがね



おいおい、勝手に入って行ったの、アンタでしょ
で、『はぐれた』ってどうゆうことよ


この買い物のせいで、出口では大渋滞
運転もできないくせに、


　　　
　　　あっちの方へ向かったほうが、スムーズに流れてるみたいに見えるよね


　　　やっぱ、混んでるよね～　saeちゃん、お風呂遅くなっちゃうよね～

あのぉ、誰のせいでしょうかぁ

車に乗せてもらってる身で、あれこれ　うるさい　


すでに時計は9時半を回り、子供たちは眠そう　･･･
まだ、お風呂にも入ってないのに　･･･　

道が空いてきたので、すこしスピードをあげた私
するとすかさず後ろから


　　　おいおい、スピード上げだしたよ
　　　スピード違反で捕まるほど、ばかばかしいこと、ないからねぇ


もう、かなり私の血管はぴくぴく


　　　あ～、そこまで出しませんから、私ぃ　


怒りを抑えつつ、適当にあしらう



結局慌ててお風呂に入り、子供たちとベッドに入ったのはすでに
10時半を回っていました　



去年は一緒に行ったからと気を遣って誘ってみた私
一応、『フレンドリーな嫁』を出してみたものの、
結局は義母のペースに振り回され、
自分がイライラするばかりでした　


行きたいなら行きたいで、もっと早く言えば
子供たちを先にお風呂に入れるとか、準備できたのに、
土壇場で言い出す義母
何も悪気もなく、花火にはご満悦な様子

こっちはあんたの世話で疲れたよ


その後、パパのお弁当の支度をし、アイロンをかけ、
ＰＣを開いたのは1時前　････


もう、今度からは不用意に誘うもんじゃないなぁ、と
改めて心に誓った私なのでした