金閣は別荘だった??
上 鹿苑寺 金閣 「金閣」は日本人どころか世界の人もよく知る日本の代表的建造物です。この金閣とは何でできたのでしょうか? この金閣は歴史の教科書にも出てくる室町幕府の将軍、足利義満によってつくられました。 当時、金閣寺のある京都の北山は西園寺家という貴族の別荘があって、この西園寺さんが鎌倉幕府の将軍と姻戚関係であったことから豪華な屋敷があったのです。 しかし、鎌倉幕府が滅んでこの屋敷もぼろぼろになってしまいました。室町幕府になると、3代将軍義満は、ここに自分が出家した後の別荘を作ることを思いつき、また豪華な屋敷ができました。これを「北山山荘」といいます。 この北山山荘の建物で形が残っているのが金閣なのです。他はほとんど義満死後、壊してしまいました。 金閣は本来は「舎利殿」といっておしゃか様の骨を安置する場所です。これは五重塔などと同じ用途です。だからこんな豪華なんですね! ちなみに当時は金箔部分は今の3階部分のみでした。また1階と2階は寝殿造りで、3階は禅宗のお寺風というごちゃ混ぜ建築になっています。 明日はこの建物を作った人足利義満についてお話しましょう!!□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店 奄伽樂(あまから) http://www.amakara.jp -------------------------------■■■□□□