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カテゴリ:漫画
これも手塚作品である。
初めて聞いた人もいるだろうから簡単に説明すると主人公の男の妹がマフィアのファミリーの息子と結婚し、ある事件がきっかけで兄が両手をもがれる拷問を受ける、その後義手をつけるのだがそれを念力で動かせるようになるのである。 ただ念力は夜寝ている間も働き、義手は恨みの想いで次々と残忍な事件を起こしてしまう。 私は小さい頃超能力が使えたらいいなあと考えていた、例えば透明人間。または人の心が読める人間。 でも今は超能力は本当に人を幸せにするのか疑問である。 例えば思いがそのまま行動してしまう今回の作品の義手は寝ている間に行動しまうためどうしようもない。思想の自由があるのだから犯罪を犯すことを想像したり、人をのろっても行動に移さない限り別段問題は無い。それどころか多少過激な想いは時にストレス発散になるだろう。 ところが無意識の状態である睡眠中にも行動を起こしてしまう今回の作品は大変辛いものがある。 また、私は小さい頃透明人間になれたらドラえもんののびたがしずかちゃんの入浴シーンを覗くようなことを恥ずかしながらしたいと思っていたが、透明なので車にはねられたり、はねられても気がついてもらえない。 また人の心が読めることは知りたくないこともあるだろう。 そう考えると超能力はそれほどうれしいものではない。 と感じる今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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