|
カテゴリ:カテゴリ未分類
以前家のアンテナが倒れてしまったので、近くの電気量販店に設置を頼みました。UHFのチャンネルは問題なく映るのですが、VHFのチャンネルが砂嵐が多かったり、画像が乱れます、多分指向性が悪いのだと思います。電気屋に払った金額も安くないのに、どうしてこう技術力が低いのでしょう。また家のパソコンのLAN配線を頼んだときも天井の穴がとても汚くて閉口しました。 こういった問題が起こる原因として、多くの人が物事を判断するのに値段ばかりに気を取られてしまい、店のほうも技術を高める技術力に投資するよりも、金額を安くするために、初心者でもすぐ仕事をさせたり、短期間しか勤めない派遣に仕事をさせてしまっているからではないかと思います。 眼鏡業界でもスピーディーに眼鏡を作れる機械が出来、眼鏡市場や弐萬円堂などで安く販売しています。新聞に載っていたのですが、福井県の眼鏡職人はどんどん廃業しているようです。 洋服にしても、ユニクロ、ギャップが台頭し、浜松では、百貨店が3件も撤退しました。 眼鏡、洋服に関しては安いだけでなくそれなりの品質をキープしているので流行るのだそうです、底辺がどんどん上がっている感じがします。 これらを否定することは今の技術を否定することにも繋がるし、その恩恵を受けているのですが、失うものを残念にも思います。 二極化といいますが、職人の仕事は減ってしまうと思います。多くのプロがいていいものが多く生まれると感じますが、プロ自体が減っているのでプロの水準は下がってしまうでしょう。スポーツの部活と同じように絶対数が多いほうがレベルは高いのです。 この国に経済観念だけでなく、プロ意識を戻して欲しいです。エコノミックアニマルといわれたのは戦後であり、それ以前は文化的なものの水準も高く、当時のものは海外でも評価されました。経済はアメリカと中国に任せて、日本人が本来得意とする細やかさを持ち合わせた技術力にもっと力を注ぐときではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月26日 19時17分53秒
コメント(0) | コメントを書く |