|
カテゴリ:カテゴリ未分類
アメリカとは自由な国です。でもその自由にもルールがあります。一番顕著なのが階級です。アメリカの知人の家に行ったとき、ほとんど子供に何も干渉しない人でしたが、勉強しろとだけよく言っていました。アメリカはとても学歴社会なのだそうです。 友人に聞いた話でアメリカのクラスには階級制度、カースト制のような目に見えにくいものがあり、クラスに入ったとたん3ヶ月くらいで階層が出来るそうです、男子の頂点がアメフトの選手で、女子はチアリーダーなんだそうです。その制度の上にいくための塾が、冗談みたいですがあるそうです。しかもその制度、上から下には行けるが、下から上には行きにくいそうです。 前置きが長くなりましたが本題です。このような階級が映画にもあります。以前からハリウッドが日本を舞台に映画を作るとき日本人の女優を使わないことに疑問を感じていましたが、俳優にも階級、この場合ハリウッドですが、あるそうです。ハリウッド映画はアクターズ・ギルド(映画俳優組合)の実績を問われます。A~Dのランクがあり、日本人女優にはAランクの人がいないため、例えばSAYURIという映画では主役を演じられず、チャン・ツィイーが演じているわけです。映画のバジェット(製作規模)によってそれが大きいとランクの高い俳優が起用されます。だからハリウッドの俳優は実績を積んでから目立つので、年齢層が高いのかもしれません。 ちなみに北野武も監督、俳優ともにCランクです。それはアクターズ・ギルドはハリウッド映画以外基本的に評価しないからです。どんなに自国で有名であっても基本Dランクスタートで、ある程度日本で給与を多くもらっている俳優は便宜上Cなのです。 そのためヨーロッパを舞台での映画をハリウッドが製作していると、英語でアメリカ人が多いで、正直私はうんざりしてしまうのです。 英語圏以外の映画でも英語が多いのはアメリカ人は字幕を面倒くさいから観ないのだそうです、余談ですが。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月07日 20時38分11秒
コメント(0) | コメントを書く |