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テーマ:好きなクラシック(2324)
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大晦日に教育テレビで第九をやっていることは知っていましたが、紅白を見ていたため見ることはありませんでした。 音楽としては素晴らしいことは知っていたため、友人が合唱のサークルをしており、第九(歓喜の歌)を歌うことを教えてもらったため聴かせてもらいに行きました。 私が第九を名前で知ったのは、YAWARAという漫画ののなかで、さやかお嬢様が全日本選手権で柔との決勝の前、CDウォークマンを聞いており、執事の徳永さんがお嬢様を呼んだとき、お嬢様が「今から歓喜の歌だったのに、いいわ、観衆を歓喜の渦にさせてあげる」(おそらくそんなニュアンスです)と言ったのが出会いです。あと新世紀エヴァンゲリオンで渚カヲル君がターミナルドグマでアダム(実はリリス)に会いに行くときに流れていて、神秘的でいい音楽だなと感じたのも大きな出会いです。 今までクラシックは2回、内一度目は小学生のとき地元の小さな町にはまあまあの、田舎にありがちなホールで母と兄と見に行ったのが初めてです。一時クラシックばかり図書館で借りていて、クラシックの多くは第4楽章くらいまであるのですが、その度区切られます。田舎の町の観衆は終わったと思い、少なかったですが拍手をしている客がいました。もちろん教養のない我が家も拍手していました。もう一度は高校のとき学校で行きました。 さすがに今回聞きに来た人で第1楽章が終わって拍手をしている人はいませんでした。よく見てみるとインテリ風の人も多い印象です。 以前エレクトーンを習っていたとき先生が「出来が良いほど眠くなる。」といっていました。「音程がずれたりしているほうが、気になって眠くもならない」ともいっており、今回大人しめの前半は眠くなったので、いい出来だったのでしょう。さすがに歓喜の歌になるとその圧倒的な歌声に眠気も飛びますし、鳥肌が立つくらい素晴らしいものでした。もちろん前半も鳥肌が立ち、眠ってしまうことはありませんでしたよ。 パンフレットを見ると音楽のプロは全員音大を出ており、小さいときから一つの道をわき目も振らず進んできたんだなあと感心します。小説家や弁護士など他の道からでもいける場合もあるからです。 第九に関して調べてみましたが、余り語るとぼろが出そうなので止めておきますが、少々。74分くらいでCDの最大と同じくらいで予知していたという俗説とか、指揮者のよって長さが変わりやすい曲とか調べるほど面白い曲です。 今回合唱をした友人は旦那さんの転勤のため浜松を離れます。大変残念ですが、彼女ならどこでも友達が出来るほど人間が出来ていますし、お手本になる人でした。 お元気で、また会いましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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