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テーマ:最近観た映画。(40042)
カテゴリ:映画
ドラマ
これはNHKの(評価が高かった)テレビドラマを受けて映画化した作品です。 この作品の私の評価が低いのはテレビドラマで凄く感動したため、どうしてもテレビと比較してしまうためです。 初めて観る人にはとても良いと感じるだろう作品だと思います。 日本アカデミー賞を総なめした作品です。制作費も掛けています。 この作品をみて思ったことは「善」と「悪」という概念はとても難しいということです。 それは原作者の角田光代も言っていましたが、被害者が「善」で加害者が「悪」という単純な図式では語れないと思います。 吉田修一の「悪人」にも感じましたが、社会的、法的な善悪とは違う視点で見てほしいものです。 最近オウムの容疑者が立て続けに捕まっています。彼らは社会的通念上も法的にも私個人の思想や感情的にも許される存在ではありませんが、捕まって周りの人たちの反応は「全然分からなかった」とか「感じのよい人だった」という感想も聞かれます。 人は多面性を持った生き物です。本質を見極めたいです。 75点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月24日 10時18分26秒
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