2006/07/02(日)22:38
八木vs平野佳→阿波野vs西崎
楽天イーグルス、日本ハムの3タテをくらい今季50敗目に到達した。
日本ハムの投手はルーキーの八木智哉(日本航空高-創価大)、
個人成績を8勝3敗とした。
そして新人賞を競うオリックス・平野佳(鳥羽高-立命館大)、
ただ今6勝4敗だ。
この2人の新人王レースは、1987年の近鉄・阿波野秀幸(横浜市立
桜ヶ丘高-亜細亜大)と日本ハム・西崎幸広(瀬田工業高-愛知工業大)
の熾烈な争い以来とよく言われる。
その前年、近鉄・巨人・大洋の3球団から指名を受け堂々のドラ1で
近鉄に入団した阿波野。近藤真一(亨栄高-中日)の外れ1位で入団した西崎。
結局、阿波野15勝12敗、西崎15勝7敗と負け数では劣るものの、
リーグ最多の201三振を奪った阿波野が新人賞の栄冠を得た。
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だがこの阿波野、翌年の10.19や翌々年の優勝の後は、「けん制」に対し
てのボークの判定が次第に厳しくなり、そのルールに直撃される。
投球だけでなく、けん制やフィールディングにも卓越した阿波野だったが
不運なまま現役を終えることになる。
才能ある選手を潰し、結果として誰にもメリットがないルールの変更は
プロ野球界の愚かな事例としてその歴史に汚点を残した。
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