磯屋本舗Lite
全131件 (131件中 101-131件目)
< 1 2 3
視界の上半分を傘の影に隠し爪先立ちで帰路につく明日はきっと晴れる
2004年03月30日
コメント(0)
夢の中に君がいて目が覚めてからも君がいて私は君のいない世界を探し始めている
2004年03月27日
物理の教科書と真っ白なノートが居眠りをしている
2004年03月24日
好きな人がそばにいて何かしてあげたい誰もがそう思うように
2004年03月22日
見上げた夜空浮かぶ月 驚くほど
2004年03月15日
コメント(1)
生暖かい風もまたいとおしい
2004年03月11日
コタツを片付ける私をそわそわとネコが見ている
2004年03月09日
手話 で しか ひょーげんでき ない できない 言葉が あります文字で表現できる言葉なんて本当にごく一部
2004年03月08日
苦労なんかしないほうがいいに決まってる君にはずっと笑っていてほしい
2004年03月07日
一人づつだった二人ひとつの街灯がてらす
2004年03月06日
遠くで犬が吠え私と町が目を覚ます
2004年03月03日
夢だったことにした夢を見ていただけだと思い込んだ夢に閉じ込めたはずの君にまたあえた
2004年03月01日
今は手を伸ばしても届かないけど君も手を伸ばしてくれたらきっと握手できる
2004年02月26日
下駄の歯を三歩鳴らしてけつまづくたった三歩の粋な旅
2004年02月24日
暖かい風が吹き暖かい雨が降り昼あくびを噛み殺すたびに春になる
2004年02月22日
コメント(2)
絡みつく糸僕がたぐり寄せてもほどけることなく君を締め付ける
2004年02月19日
寒いから君がそばにいて君がそばにいるから眠れない
2004年02月18日
部屋中の空気を174cm持ち上げて朝が来る
2004年02月16日
まずいものばかリ食べているやつに旨いものを作れるはずがない料理が上手くなりたかったらまずいものは食うな。
2004年02月14日
泣けないぶんだけ大人のほうがつらいときがある
2004年02月12日
人を好きになるには資格が要る
2004年02月11日
辿り着く場所が決まっていれば右の道でも左の道でも同じ迷いのない生き方ということ
2004年02月09日
3つのトンネル8つの陸橋数え切れないほどの踏み切り2本の缶コーヒーと1冊の文庫本と共に東京へ
2004年02月08日
眉間に皺を寄せ目を細めて君を見る
2004年02月07日
雪を踏み久しき手にふれる
2004年02月06日
へぇ。そうするってぇと、旦那の見た顔っていうのは、こんな顔だったんですかい? 振り向いた男の顔もまた、のっぺらぼう。
2004年02月04日
魚が泳ぎ鳥が飛び人が叫ぶ
2004年02月03日
立ち上る線香の吐息やがて雲になる
2004年02月02日
大地を踏む安心風を聞く均衡空を見上げるゆとり
2004年01月30日
卑しく歌をうたい卑しく金をもらう手にしたコップ一杯の水のなんと卑しいことか
2004年01月29日
ごめんなさい。ありがとね。
2004年01月28日