あすなろ日記

2024/03/02(土)22:21

ガンダムOO 『刹那』第24話

「ガンダムOO」詩・小説(33)

BLの苦手な方は読まないでください。  18禁です。  あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。  何卒お許しくださいませ。m(_ _)m                  大きくて熱いものが刹那の中に入ってくる。指で慣らされて  既に柔らかくなったそこは苦もなく恋焦がれた人のものを  受け入れた。ロックオンは刹那の肉の感触を味わうように  内壁をこすりあげた。  「あ、あああ~」  いいところを突かれて刹那は嬌声をあげて喜んだ。ロックオン  は刹那の足を肩に担いで胸の突起を指で軽く摘んだ。  「あっ、あぁ~」  「胸感じるの?あ、聞いちゃいけないんだっけ?」  ロックオンがクスッと笑って言った。  「意地悪。」  刹那は拗ねたように言った。これまでにも羞恥心を煽る為に  いろいろと聞いてくる男はいたが、ロックオンは天然だった。  天性の明るさで喋り続けるのだ。ロックオンは両手でしつこく  刹那の両の胸を弄っていた。快楽に弱い刹那は挿入したまま  胸を弄られるのが苦手だった。快楽の波に呑まれた刹那は  無意識に腰を振り乱して喘いだ。  「刹那は淫乱だね。」  先端からトロトロと蜜を滴らせている刹那を握りしめて、  ロックオンは言った。そして、親指で先端から溢れる蜜を  掻き出し始めた。  「いっ、いや、やめっ!」  痛みを伴う快楽に刹那は焦って抵抗した。  「じゃ、自分でやってみせて。」  ロックオンが刹那の手を下半身に持っていこうとする。  「い、いやだっ!」  顔を真っ赤にして抵抗する刹那にロックオンは  「可愛いね。」  と言って、口づけした。唾液が糸を引くほどの濃厚なキスを  しながら、ロックオンは激しく腰を動かした。身体の奥まで  深く貫かれ、欲望でいっぱいに満たされ、刹那は幸せだった。  蕩けるように熱い身体は貪欲に吸い付き、無意識のうちに  ロックオンを味わっていた。締め付けるたびに脈打つ感触が  刹那を至福の喜びへと誘う。強く激しく深く愛されて刹那は  絶頂を迎えた。頭の中が真っ白になって、刹那が絶頂の  余韻に浸っていると、ロックオンはベッドから起き上がり、  ティッシュを探した。  「ティッシュ、どこかな。あ、あった。」  ロックオンが無造作にティッシュで刹那の中からトロリと  出てきた白い液体を拭いた。  「いっぱい出しちゃってごめん。」  「謝る事ないだろ。女じゃないんだから。」  刹那が無愛想に言うと、ロックオンは  「あ、そっか。」  と笑った。あまりの無神経さに刹那はムッとしたが、ロックオン  はニコニコとお腹についた白い液もティッシュで拭いていた。  「刹那、俺のこと好きか?」  ロックオンが不意に聞いてきた。好きに決まっているのだが、  刹那は答えなかった。  「嫌いか?俺は好きって告白したけど、刹那はどうなんだよ。」  ロックオンが急に心配そうな顔で聞いてきた。ロックオンは  刹那に片想いされていたことに気付いていなかったのだ。  刹那は少し考えて、  「嫌いじゃないよ。」  とそっけなく答えた。  「良かった。じゃ、俺と付き合ってくれるよな。俺だけのものに  なってくれ。」  「考えとく。」  刹那は答えた。出会った時からロックオンに心奪われていた  刹那は初めからロックオンのものだった。拉致監禁された  1週間を除いて、刹那は誰とも寝ていない。太陽のように  眩しく明るいロックオンに出会ってからの刹那は不浄である  自分を隠し、乙女のように清らかな生活を送っていた。  恋するが故に身も心もロックオンに捧げていたのである。  だが、刹那は愛を告白する術を知らなかった。自分の気持ち  を言葉で相手に伝える事のできない刹那は黙ってロックオンに  キスをした。小鳥が啄ばむような軽いキスに親愛を込めて、  子猫がじゃれるように恋人に絡みつき、宝物を手に入れた少年  のように刹那は目を輝かせて、ロックオンを見つめた。  ロックオンの瞳には刹那の笑顔が映っていた。                               (完)                    Newtype (ニュータイプ) 2010年 11月号 [雑誌]価格:680円(税込、送料別)

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