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あみちゃんが、るんるんるるんと歩いておりますと、はちべえはんに逢いました。 これもめぐりあわせでんなぁ はちべえ 「さっき、オレンジちえちゃんになにかもらいましたやろ なにもらいましたんや?」 あみちゃん 「え? どうして知ってるの?」 はちべえ 「わては、犬でっせ、嗅覚が人間の何万倍もありまんねんや 臭いで、なんでもわかりまんねんや きょうの朝ご飯は、トレインっていう喫茶店でサンドイッチとアイスコーヒーと サラダ食べましたやろ?」 あみちゃん 「・・・・」 はちべえ 「ずぼしでっしゃろ」 あみちゃん 「すご~い」 そんなこんなで、あみちゃんは、オレンジちえちゃんに もらったものを出しました。 はちべえ 「ほほう これは、韓国のまぼろしの餅やおまへんか わて、チャングムの誓いを見てまっさかい わかりまんねん 鶴専念 噛め万年 あみはん、おこしにつけた、きびだんご ひとつわたしにくださいなぁ けらいになってついていきまっせ~」 あみちゃん 「あ~げましょう あげましょう これから、鬼(おに)の征伐(せいばつ)についてくるなら あげましょう」 そういって、あみちゃんは はちべえに、お餅をあげました はちべえ 「これは、うまいでんなぁ 栗みたいな歯ごたえで、栗みたいな味がしまんなぁ もういっこ、おくんはなれ」 そういって、目からきらきら光線をだして あみちゃんを見ました あみちゃんは、みんな食べられたらたいへん って、思ってお餅を大切に抱えて いちもくさんに逃げていきましたぁ めでたし、めでたし まるぅ ついしん簿~ おーるはちぃ はちべえ 「これからケチのあみはんの、ケチの征伐(せいばつ)に ついていきまっせ~」 あみちゃん 「あとから、はちべえがついてくるぅ すたこらさっささのさ~ すたこらさっささのさ~」 あみちゃんは、走ったので ころんでちまいまちたぁ お餅は、いくつか、ころころころがってちまいまちたぁ はちべえ 「ほんなら いただきま~す わては、落ちてるもの食べても平気でっせ~ そやけど、よい子は、落ちたものは食べたらあきまへんでえ お~いこな(O-157)みたいな食中毒になりまっせえ でめたしでめたし はちべえのふ~ん ふ~ん あみちゃんは えーん えーん 泣きまちたぁ ほんとに まるぅ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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