あみちゃんたちは内職が少なくなったので、福祉施設の独自の内職として箸袋を考えました。名刺やチラシをつくるともっと利益が出るのですが、福祉施設ではそれをできる人がいなくて、たくさんの人が長時間作業することができません。
上のチラシも全面的にやり直して作り直ししないとダメみたいです(^_^.)
箸を袋にいれる内職は、他の施設でやっているところがあって、あみちゃんが、箸の袋を家紋、マーク、ロゴをいれてデザインして、みんなで箸を袋に入れることができて、箸の袋を印刷して10日ごと位に届けるというのが売りと考えました。
それだと届けるのも工賃になって、お店にたくさんのお箸の在庫を置かなくてもすみます。
そんなわけで、数日前に見本より簡単なチラシを作って、1膳4円ということで近所の飲食店を十数軒まわってみました。門前払いになったお店、お話をきちんと聞いていただいたお店、でも今の時代に袋に入った箸を売るのはたいへんでした。
数日して、100円ショップで、あみちゃんは、いろいろなお箸を研究してみました。とってもきれいなものが安くできて、あらためて福祉施設の事業はたいへんというのがわかりました。
最近は、牛丼やラーメンなど割り箸じゃなくて何度も使える箸をつかっているお店も増えています。袋にはいっていない割り箸のお店がほとんどです。
計算してみると、袋に入っていないお箸が、1膳1円~ それに1円の袋をつけて、1円の工賃をつけて、2円高くなると・・・
2円(1膳)×200人(1日のお客様)×25日=1万円(1ヶ月)
つまり1年で12万円も余分にかかることになります。
今の時代、そういうのをやるところは少ないですよね
私は、何度も使えるお箸は、だれか知らない人が直接口をつけた箸を使うのは、箸だとちょっと抵抗がありますね(^_^.) ナイフやフォークや食器だと気にならないのですが・・・
そんなわけで、何度も使えるお箸をレンタルして、袋と袋入れの工賃の合計を1円にすればなんとかなりそうなんて考えてみました。
だけど、それだと、何度も使えるお箸を1000組くらい用意しないといけなくて、それにすごい金額がかかりそうです。
そんなこんなで・・・
●箸袋が割り引き券のくじ引きになっていて、あたるとビールや餃子が割引や無料になるような付加価値をつけたアイデア割り箸のセット
●一般家庭用むけで寄付をしていただくというような割り箸
●お店で、クリスマスや誕生日などのイベント用の箸
などを研究しているあみちゃんです(#^.^#)
小さいところの文字
下記の内容は、いろいろなケースがあって、以前働いていて社会経験のある方や、長時間働ける方もおられます。
●内職は社会経験がない障がい者が社会に出て仕事をするための第一歩になります。
●障がい者は、1時間働いて15分休憩して1日3時間、週に数日と長時間働けません。
●障害者自立支援法で、自分のことは自分でやって一生懸命、自立して生きています。
●障がい者の中には、わずかな収入があり生活保護が受けられず、年金の期間が少なく
障害者年金などがもらえなくて、きびしい生活をされている方がたくさんいます。
●作業工賃は全額障がい者の工賃になります。
●印刷代などの利益は障がい者の職業訓練費用に全額使います。
※障がい者の職業訓練費用は、公の機関がやっている訓練施設は別ですが、参加には、いろいろな条件があります。民間でやっている職業訓練は助成金から出すことができません。