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House of Wasps
Groningen,Neitherland 2015.08.28 バーレルナッソーからオランダ北東部の街フローニンゲンへ鉄道で5時間ほど移動。のどかな牧場の風景が何処までも続く。 フローニンゲン駅のプラットホームには、誰でも弾けるピアノが置いてあった。黒人の青年が何か弾いていた。レンガ造りの立派な駅。街の中を運河が走り船が頻繁に行き来している。船の帆が橋に当たりそうな時は、橋が上に動いて避ける構造になっている。海抜が低く水運が盛んなのだろう。可動橋が沢山あるらしい。 フローニンゲンの街は歩いて数時間で周れるくらいの大きさだ。ホテルは街のシンボルの教会のすぐ近くにある。カリヨン(教会の建物に演奏用の鐘が幾つもついていて、オルガンのようなもので演奏できる)の鐘の響き。時々演奏がもたついたりミスしたりするのがまたいい感じだ。 お祭りの時期なのか移動遊園地が設置され、けたたましい音と光を発している。これは子供だったら堪んないな。大興奮して親を困らせること必至。どの乗り物もめっちゃくちゃ早いし危なそうな動きしてるし、悲鳴と爆音の四つ打ちがエンドレスに続く。これがまさか深夜でもやっているとは!部屋の目の前が遊園地になっていたのだ。ガーン! テレビの撮影があるので、すぐに郊外の教会へ。大昔から建物も風景もさほど変わってないんだろうなぁ。買い物する場所が全然なさそう。どうしてるんだろう。 天気も良くて教会のレンガが色とりどりに照らされる。周りには牧場がかなり遠くまで広がる。響きも素晴らしい!こういう場所で弾くとそういう音楽になるなぁ。ベースを弾いたり唄ったり。あー!俺のベースを持ってきて弾いてみたいよー。軽く弾くだけで十分に響き渡る。 軽く一回流して、カメラを調整して、10分弱演奏。顔の即興も入れて、かなり面白いものが撮れたんじゃないかな。トリスタンは突発的なハプニングを起こす天才だ。何処までが意図的なのか分からないけど、知れば知るほど面白い。 この週末は他にもかなり大規模なパフォーマンスアートの野外フェスティバルが行われているらしく、また500年ほど前に戦争があった時にこの街を守り抜いた記念すべき日だというので、街中で多くの人が盛り上がっている。 至る所でライブをやっていて、どのバーも人で埋め尽くされている。近隣の街から、もしかするとオランダ中から来ているのかもしれない。 翌日の為にも早めに切り上げて寝ることにしよう。え!もう三時半だ…。夜の9時でも空が明るいオランダ。深夜3時過ぎても、ホテルの窓の外ではハウスミュージックがガンガン流れている。流石に遊園地は止まったが、広場で飲み騒ぐ人達が減る事は無いようだ。いつの間にか夢の世界へ。この旅を楽曲にしたいな。ちょっとやってみたい事も出来た。うん。楽しみ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.01 20:47:44
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