|
カテゴリ:趣味な1日(ぶらっと外出編)
いいなぁ…ゴールデンウィーク。私はほとんどお仕事(ハァ~)。逆に考えれば、連休中はドコも混雑するので、働いていた方が気は楽かな?
また、6月末で高速道路の休日割引が終わってしまうらしいので、今のうちに大いに活用しなきゃなぁ…と”ゆらん制覇”を兼ねて岐阜県郡上市まで行ってみることに。 東海北陸道・郡上八幡ICから国道256号線で”つづら折”の峠道を越えて和良(わら)という地域に出たところで、道の駅で休憩することに 『道の駅 和良』です。昔は和良村という地名でしたが、合併して郡上市となりました。ちいさな駅舎です。こじんまりした喫茶店とお土産売り場があります。 駅舎の裏側には「多目的広場」と書かれたドーム状の運動スペース。 その隣には遊具とテニス場など”運動公園”として一体的に整備されたみたいです。 道の駅は国道256号線から1本側道に入ったところにあるんですが、その側道を山の方へ行くと『蛇穴』という清水があるそうです。 確かに側溝を流れる水もものすごく透き通ってキレイなんです。(まあ、天気が雨模様なので、いつもこうなのかはわかりませんが) さて、駅舎内に”歴史資料館”の案内を見つけたので、行ってみることにしました。 道の駅の隣の敷地にあります『和良歴史資料館』です。中に入ると、ご高齢のおじいさんが案内してくださいました。 和良村の歴史と変遷が分かります。 特にこの辺りは縄文時代の遺跡などから写真のような”石器”や陶器の破片などが多数見つかっていて、太古から人が住む土地だったんです。 こちらは隣の展示室。特に明治時代以降の生活が分かる展示物が多いですね。農機具や日常生活に使用されていた道具など。 やはり、この山村にも太平洋戦争の傷跡は残っていました…が、貴重な軍服をこんなマネキンに着せるなんて!(笑)目が合うとちょっと怖いんですよね(汗)。 もうちょっと良いマネキンはなかったのか?と…。 コレ?何かわかります?受付横の水槽で飼育されている特別天然記念物のオオサンショウウオですよ!しかも、生きてます!! ほぅ~黒くて不気味な生物です(汗)。おじいさん曰く、昔はそこら辺の川や田んぼにいっぱい居たそうで…。エサは何食べるの?の問いには、この泳いでいる魚…と答え。 ええ!エサとして飼われている魚がかわいそう。この魚も昔はいっぱい居て、よく釣っては食べたそうですが、そんなに美味しい魚ではないらしい。オオサンショウウオもホントの好物は”鮎”なんですって。 川に張った鮎漁の網を破ってしまうほどの行動力はあるそうです。 う~ん、水槽を見てるだけでは、ちっとも動かないんですが(笑) 2階の倉庫のような展示室も見せていただきました。そこには昔使ってた木を切るためのノコギリ。いわゆるベビーベッドのように使ってた藁の編みカゴ。桶屋さんが使ってた定規などありました。 今でこそ色んなモノが買える時代ですが、藁で編んだカゴにはビックリしました。中に藁やボロ布を敷詰めてその上に赤ちゃんを寝かしてたそうです。取っ手が付いてまして、子供をあやすのに取っ手を持って振り子のようにスイングしてたそうです。 モノが溢れる現代ってホントに幸せですよね。”あって”当たり前という生活に慣れてしまうと多少のことで不便を感じてしまう不幸者です。 見学者が私しかいなく、おじいさんが付いて回ってくれて親切に教えていただき感謝!です。 是非、皆さんも一度行って見てください。きっと、今のありふれた生活を改めて見直せると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 5, 2011 02:54:38 AM
コメント(0) | コメントを書く
[趣味な1日(ぶらっと外出編)] カテゴリの最新記事
|