2007/01/14(日)01:54
【弐】犯行現場&中国の防犯
今回は中国で一般的(だと思われる)住宅防犯事情を。
泥棒はドア・窓・ベランダから大抵入ってくるものですが・・・
<ドア>
中国の防犯は
1)普通のドア+鉄扉(二重ドア)
2)防犯ドア取り付け(一重ドア)
この2パターンだと思います。
2)の例として2つ御紹介↓
左は韓国製の輸入品、仕入れ値で1999元。
右は中国産、仕入れ値で400元くらいだったと思います。
卸の段階ですので、いくつ以上注文、という制限があります。
防犯ドアは中国語で「防盗門(fang3 dao4 men2)」と言います。
カギは大抵2つあります。
2つある場合、1つは簡単なカギです。
もう一つ(本カギとでも言いましょうか)はグルグル回す必要があり・・・
1)2)共に、本カギはありますが、共通するのは何回も回す、という事。
会社で借りていたアパートでは3回まわしてやっとカギがかかります。
勿論、開ける時も三回・・・
そしてわざとなのか何なのか、カギを回す時に体全体で目一杯
ドアを内側へ押し込むようにして回さないと、回りませんでした。
カギの例として、
拡大したのでボケてますがカギ穴は二つ。
結構、ごついでしょう?
しかし、この防盗門も粗悪なモノが製造販売されているようで
役所による品質検査で、こんなのが・・・
中が紙製で、外装の鉄が薄い。
破ろうと思えば、破れる程度のもの。
これは基準に満たないとされる品です。
コストダウンと利益UPの為に材料費ケチってるのが丸分かりです。
<窓>
1~4階くらいまでは窓に大抵、「防犯柵(防盗窓 fang3 dao4 chuang1)」
がついています。
こんな感じですけど。
気分的に牢獄です(--;;
しかし1~3階くらいだと泥棒も平気でよじのぼるらしいので・・・
「どこに住んでいるか中国人には従業員にも教えるな」
「近所の人に日本人だと言うな」
と白タク運転手夫妻にも随分忠告されました。
<ベランダ>
ベランダも、こんな風に囲む住宅もあります。
(これは外から分かりにくい美観を重視したタイプです。
縦に沢山、線が入っているの、分かりますかね?)
私の所は窓がつけてあっただけでしたが・・・
カギは壊れてた。抗議しても「没問題^▽^」で全然相手にされませんでした。
大家め・・・ ーー;;
以上が一般の中国住宅の防犯事情です。
日本も昔に比べると物騒になっていますから、
防犯面では、いずれこのような装備も必要になるのではないか、
等と個人的な妄想として考えています。
そして
私の部屋には、もう一つありました。。。
全く使わなかった防犯装置!!
右の白い囲み部分です。<警報器>
警報器:中国語だと 「報警器 bao4jing3qi4)」この機械と、リモコンと、赤外線センサーで1セット。
(ライター充填用ガスは無視して下さい^^;;)
これで2000元ほどでした。
サービス料は月300元でした。
これより高級なCK警報機は3500元、サービス料は同じだったと思います。
これは、赤外線センサーが反応して音が鳴ったり、
あるボタンを押せば、直接派出所に信号が入り
警官が飛んできてくれる、という結構なものです。
販売元は
公 安 様 ~ ^^;;
・・・一回も使った事がありませんが、何故こんなものを
買ったか(買わされたか!!)という顛末は、次回に。
つづく。
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この話は【壱】犯行現場&中国の防犯の続きです。宜しければ^^