2012/08/30(木)14:59
リアル「胡説八道」
先日、関空で。
ゲートに向かって歩いていると
メガネをかけた中年男性が一名、
こちらを向いて誰かを待っている。
私は特に気にも留めず
前に歩き続けて、男性との距離が3Mくらいになった。
その時
「フーシューパータオ、ナーヨウシーイエンダ」
(ウソつきが、どこにタバコ吸う所あるんだよ)
男性は、向かってきた連れと思しき女性に
吐き捨てるように言った・・・。
ああ、中国人か。
チラ見すると
男性が怒りをこらえた表情だったので
喫煙所を随分探したみたいだな。
まあ、吸いたいよね~・・・(・・;)
痛いほどわかる
スモーカーの悲しい性。
可哀想なような、可笑しいような。
しかし、喫煙所はゲートにはないわな~
階段下りたら大体あるけれど
教えんでいいか、時間ないしな・・・
なんて思いながら、通り過ぎて、ふと
・・・あれ?
リアルな「胡説八道」って
あまり聞いた事ないよな~
殆どないかな?
今のは
教科書に出てきそうな
いい「胡説八道」だったな~♪
語学系な私は、こういうの嬉しいんです♪
「胡説八道」って
「うそつき」とか「でたらめ」とか言う意味で
中国語勉強し始めの時に、よく使ったけど。
最近というか、学校以外で使った記憶ない。
胡説八道、は成語です。
胡・・・古代中国の西部や北部に居住していた
少数民族の総称との事。胡人、と呼ぶ。
胡説・・・胡人が話す言葉。
言語が違うので、何を言っているか分からない。
八道・・・仏教用語。
進むべき道、のような意味合いらしい。
胡説八道・・・胡人が話す仏教話。
つまり、何言ってるか分からない。でたらめな・・・
こんな語源らしいです。
リアルな「胡説八道」が嬉しかったので
書いてみました^^;
ではでは、また。