2013/04/08(月)00:36
求道精神のチョコ・・・その2
その1からのつづき・・・『ドモーリ社』の
幻のカカオ豆・クリオーロ種の6種違いチョコ今回のクリオーロ種のチョコレート6種は
同じクリオーロ種ですが、それぞれ微妙に種別が違うもの。画像だと分かりにくいけれど、微妙に色が違うのが分かるかな?じゃ、ひとつひとつを上段左から。 1.ジャヴァブロンド(Javablond)品種:インドネシア産の希少なクリオーロ種、70%色は、一番わかりやすい赤みを帯びたミルクチョコ色。木の皮、チップ、お香の様なオリエンタルな香り。後味タバコ。
男性的で野性的な風味。熱帯雨林の中に横たわる大木の雰囲気。2.プエルトマーレ(Puertomar)
品種:ベネズエラのサン・ホセ農園産オクマーレ61、75%
2011年地点で、ドモーリ社だけの希少品種。色は、ややしっかりとしたこげ茶。チェリー、赤い花の香り。酸味がチラチラ顔を出し、スパイシーな雰囲気もある風味。
ネットリしたなめらかさと、口の中でポンッと弾けて膨らむような
甘さあり。ブルゴーニュの赤ワインに通じるところがあり、
姉男のお気に入り3.チュアオ(Chuao) 品種:ベネズエラ産クリオーロ種のチュアオ、70%
クリオーロ種の中でも希少品種。色は、少し灰がかったビターチョコ色。
甘い蜂蜜、マカダミアやペカンナッツ、アーモンドの皮の香り。
ネットリと生クリームの様な口あたり。なめらかで、ほのかなサワークリームやライムの様な酸味あり。
甘さとのバランスがとてもいい味。 今度は下の段の左から 4.プエルトフィーノ(Puertofino)品種:ベネズエラのサン・ホセ農園産オクマーレ67、70%
2011年地点で、ドモーリ社だけの希少品種。
色は、やや赤みに黄色が混じったビターチョコ色。タバコ、マンゴー、木の皮の香り。口の中ではビターキャラメル風味。先ほどのプエルトマーレと似ているけれど、
酸味よりも深く複雑な苦みが特徴。
5.ポルセラーナ(Porcelana)品種:ベネズエラのサン・ホセ農園産ポルセラーナ、70% ドモーリ社が最初に手掛けたクリオーロ種で、
クリオーロ種カカオの中でも、
さらに希少とされるのが「ポルセラーナ」。色は、灰色がかったこげ茶色。
乾燥したワラや杏ジャム、オレンジのような風味。
香りは6種の中では強くないほう。口の中ではまろやかだけど、サラリとした雰囲気。6.カノアーボ (Canoabo) 品種:ベネズエラ産。希少なクリオーロ種のカノアーボ、70%フランゾーニ氏が自らジャングルで発見した貴重なクリオーロ種。
2011年地点で、ドモーリ社だけの希少品種。色は、一番濃く、灰と茶と黒が混じりあったしっかりした色。土、苔、アーモンドの様な香り。味が上下に分かれ、上はローストアーモンドの様にビター、
下は酸味が支える面白い味。まろやかさはあるけれど、
後味は粉末ソーダが少し残るような粉っぽい酸味。最後にふんわり抜けていく香ばしさのバランスが一番イイ!
食べ進んでいくと病みつきに。コレも姉男の好み
以前食べた時は、なんとなくしか分からなかったカカオの味。
真剣に食べ比べたからこそ分かる微妙~な違い。ワインより難しくて、集中力が必要だった~。でも仮に、何日か経ってブラインドで出されたら、
当てられるかはなかなか難しいと思う。いや~、カカオも奥が深いですワ。ちなみに試したい方は楽天内ショップで購入可能。 品種別カカオの第一人者 ドモーリ社ジャンルーカ・フランゾーニ氏の最高傑作ドモーリ 希少カカ...
価格:682円(税込、送料別)
でも、食べ過ぎに注意して! 足跡がわりにぽちぽちっとお願いしやす