カテゴリ:夢を叶える
前回の続きで、富士山
頂上で、ガイドさんと「おめでとう 後ろを振り向くと、一緒に登っていた仲間達の姿は見えなかった・・・。 みんなより、ちょっとだけ早く到着したようです。
頂上近くは、急な岩場の斜面で、かなり危険な道でした。 暗いので、ヘッドライトで見える足元に神経を集中し、 後ろを振り向くと恐そうなので 身体のバランスを保ちながら、 ひたすら前だけを見て、足元だけを見て進みました。
右足を出したら、左足を出す場所を探す。 今必要なのはそれだけ。 小さな一歩を踏み出すことの、繰り返し。
そのことに集中しながら、ゆっくり進んでいたら、 「アララ!いつの間にか頂上に着いてしまった そんな気分でした。
初めての本格的な登山だったので、 (かなり大変かもしれない 相当覚悟していた私だったのです。
帰りの分の体力も温存しなければならないので、 とにかく身体が疲れないように、 小まめに水分を補給し、小まめに衣服の調整をし、 自分の呼吸とテンポを大事にすることだけを考えながら 登っていました。
そして、休憩する度に、ちょっとクラクラするような下の風景を眺め、 (右足と左足を交互に出すだけで、 こんなに上まで登ってきちゃったの~ なんて、思っていました。
小さな一歩、 いえ、もしかしたら小さな半歩の繰り返しが、 坦々と私を富士山の頂上まで連れて行ってくれたんですね。
何かこの体験が、私に大切なことを教えてくれたような気がしています。 私の人生の歩き方。 一歩ずつ一歩ずつ、坦々と歩き続ける・・・。
さて、 頂上でみんなが揃い、「暖かいものが食べた~い と、山小屋へ入ることにしました。
途中の山小屋でも、売っているミネラルウォーターの値段が ドンドン上がっていきましたが、 頂上では、スペシャルな値段に 食べ物も飲み物も地上の5~6倍の値段
美味しかった~
ゆっくりしてから、いよいよご来光
嬉しい反面、 ここからが、折り返し地点。 自分で登ってきたからには、自分の足で降りなければ
風が強く、じっとしていると寒い。 高山病の症状を出している人もいたので、 さっさと下山することに。
それにしても・・・ 降りるときは、スピード感がありましたよ。 8~9時間かけて登った山を 4~5時間で降りるのです。
あっと言う間だったような気がしました。
私の人生も、今が折り返し地点だとしたら、 ココから先は、たぶん、あっと言う間なのね・・・。 あのスピードで、ザザザザ~~っと降りるのね・・・。
身体の使い方、 勉強になりました。 バランスが肝心。
最後まで、この身体と仲良く付き合っていかなければ、 人生楽しめない。
最後の地点まで元気に運んでもらえるよう、 小まめに調子を見て、メンテナンスしながら大切にしなくてはネ
そんなことを思いつつ、 埃で全身ドロドロになりながら、 朝10時に5合目に戻ってきました。
その後、温泉で汗と泥をキレイさっぱりと洗い流し、 ビールを飲み(イェ~イ 夕方4時にバス
アイシンの荒島先生が加わり、 総勢8名で打ち上げ
夜も更けてから、帰途へ着く。 明日は、スカイダイビング
ってことで、またも次回に続くのです。
写真は、下山道。 登りと違って、岩場は無い。 斜面をジグザグに降りる赤い土の道。
目の前に色んな雲が姿を現す。 明日は、この雲に乗って飛ぼう
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