いらっしゃいませ、マスターの濱田です。




かつてわたしの師が伝えてくれた知恵の中に、

「愛することは理由のないところにあるんだよ」、

「君が愛そのものなんだよ」っていうものがありました。




１０年位前のわたしは、愛なんて言葉をきいたら、

こっぱずかしくなって、

でんぐり返りしたくなる（子供か（笑）！）ようなヤツ

でしたから、こんな知恵もあまりまともに

うけとれずにいたものです（笑）。




ですが、今は師のその教えが、

本当にそうなんだなって感じるようになりました。




わたしたちは人に褒められたり、

よく思われたり、大切に扱われたり、

そして愛されたいと望みます。



そしてそれはなぜかというと、

無意識の深いところで、わたしたちの多くは、

自分は愛されるに値しないであるとか、

愛されるには、まだまだ充分ではないと感じるからです。



そんな隠れた無価値感を抱えたわたしたちの多くは、

なにかを成し遂げたり、いいことをしたり、

人に認められるような存在になれば、

愛を受け取れるに値するようになると感じます。



また、愛されるに充分でないと心の深いところで

信じてきたわたしたちは、無償の愛が差し出されたときは、

「めっそうもありません」と身を引きそうになりますし、

愛されていないと感じると、「どうして愛してくれないの！？」

ってヘソを曲げたりします。




わたしの師は、自分はただ愛であるって

生きている人でした。




でもそれは、みためにも特別なことでも何でもありませんでした。



他のみなと同じように、遊んで楽しんだり、

怒ったり笑ったり、涙を流したりしていました。



ただ、彼はいつもひとつの場所に立っていただけです。



自分は、人を、世界を、「愛する人である」、

彼はただ、いつもそこに立っていただけでした。



特別なことでもなく、がんばることでもなく、

そしてそれ自体にはさして意味もありませんでした。

（座禅修行の際、わたしは自分もそうであるということに気づいて

とても嬉しくなったものです）




ただ、いつも「自分は愛である」ってところに

たっているだけ。



そこからずれることもあるけれど、

ずれたら、またそこに戻る、ただそれだけであり、

それ以上でも、それ以下でもなく、

正しくもなければ、間違いでもありません。




ただ、自分はその生き方を選択する。



彼の、そしてわたしたちの「選択」である。

ただ、それだけです。




人から愛される人生はとても幸せではありますが、

愛することを選択する人生はまた、このうえなく幸せです。



愛されたら愛を返すというような場所でなく、

「自分は愛する場に立つ人生を選択する」、

「そして、その選択をする自分を誇りに（自慢でなく）、

そしてそんな自分を愛する」。



愛する人がいる人生、

愛することを選択できる人生って、

（でんぐり返りの必要もなく（笑））

本当に幸せだなって感じます。





本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。

またのお越しを、心よりお待ちしております。


いってらっしゃいませ。





PS　マスターからご招待のお知らせです。

　　
　　２月１０日（土）、横浜は青葉台にて、

　　NHK交響楽団による「午後のひととき」コンサートが開催されるのですが、

　　当日の司会としてマスターが舞台に登場することになりました。


　　詳細はこちら↓
　　http://www.chienowa.ne.jp/excel-happy/

　
　　で、主催者のご好意で、ご希望の方をご招待します。
　
　　参加ご希望の方は、staff@angeroses.com　宛に

　　「コンサートご招待の件」の件名で

　　「氏名」と「ご連絡先」、「参加人数」を明記して、

　　２月５日までにお申し込みください。

　　みなさんとお会いするのを楽しみにしていますね。