いらっしゃいませ、マスターの濱田です。



先日は、本当に幸せに成功していく人ほど、

礼儀、作法、謙虚さ、親しき仲の礼儀を

大切にするということについてお伝えしました。



わたしの師は、大成功している大会社の社長のような人ほど、

ボランティアなどでは、初めての人がやるような仕事を

すすんでしなさいと伝えていました。



世の中で偉い人といわれる立場の人ほど、

若い人たちのもとで、炊き出しをしたり、

雑巾がけをしたりなどをしなさいと、

彼は伝えていました。



世の中で偉い人と言われる立場の人ほど、

すすんでそのような仕事をすることによって、

そこで謙虚さが磨かれ、その姿勢が風格となります。



そのより大きな器、風格が、

また大きな信頼や機会を引き寄せます。



運や縁は、いつの世も人が運んできてくれます。



その運や縁を引き寄せるのは、

その人の「徳」です。



徳は、謙虚さの中で積み上げられていくものです。



ですから、「運や縁を引き寄せるため」に感謝を口にしよう、

ボランティアなどの仕事をしよう、

寄付をしようとしてもうまくはいきません。




なぜなら、運や縁を引き寄せるためにという、

（見返りを求める）目的を持つということが、

既に謙虚な生き方とまったく異なってしまうためです。




本当に幸せで豊かな人生を成功させていく人たちは、

自分をより磨くという生き方を選択しています。




彼らに唯一目的があるとしたらそれは、

学び、成長し、より自分を磨いていくこと、

より本来の自分、本質の自分へと、

自らを昇華させていくというところです。




さて、ここで彼らの生き方の、大切なポイントがあります。




本当の意味で幸せに成功していく人ほど、

礼節を大切にするとお伝えしました。



ところで、本当に幸せな人生を実現している人と、

そうでない位置にいることを選択している人とでは、

「礼とは、本質的には誰に尽くすものなのか」

という視点がまったく異なります。




世の中の多くの人たちにとっての礼儀、作法とは、

「自分以外の誰かに気持ちよくなってもらうため」、

もしくは、「相手に失礼のないため」と捉えられます。




ですが、本当に幸せな人生を

実現していく人たちにとっての礼を尽くす対象は、

目の前の相手、周りの人たち、自分以外の誰かにではありません。



彼らが本当に礼を尽くしている対象は、

実は彼ら自身に対してです。



勿論これは、ホントは自分が偉いんだとか、

まわり人にいい顔をして、内心では偉ぶって

悦に浸っていていいなどということではありません。




彼らは、人を敬い、人に礼を尽くす、

その生き方を選択し、

実践している自分の「生き方」を尊んでいます。




つまり、人に礼を尽くす、自身のその「生き方」に礼を尽くし、

尊んでいるということです。




よければ、自身の生き方に礼を尽くす、

その視点で、日々を生きるというところに立ってみてください。



本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。

またのお越しを、こころよりおまちしております。



いってらっしゃいませ。