いらっしゃいませ、マスターの濱田です。


わたしは、バーのマスターとしてカウンターに立っていたことで、

様々なお仕事、様々な生き方の方とたくさん出会うことができました。



それらの方々の中には成功者と呼ばれる人たちもいらっしゃったわけですが、

彼ら成功者の中にも、幸せに人生を開いていく人たちと、

経済的にも社会的にも成功しているのに、幸せそうでない人たちがいました。


なかには、すごく調子がよかったのに、

転げ落ちるように人生が凋落していく人たちもいました。



幸せな人生を生きる人たちと、そうでない人生を生きる人たち、

なにが違ったのでしょう？



よく観察していくと、明確に見えてくることがひとつあります。



それは、幸せな人生を生きている人たちは、

自分の人生に、責任をとっているということです。



責任という言葉をきくと、多くの人にとっては、

なにか自分を抑えて、果たさなければならない義務のようにきこえます。



人によっては、義務という言葉は、犠牲につながっていたりします。


けれど、幸せな人生を生きている人たちの「責任」は、

この感覚とは大きく異なります。



幸せな人生を生きている人たちにとっての責任とは、

自分の人生は、自分の選択によって創り上げられるものだということを

理解して生きている、「生き方」のことです。




なにか期待と違ったことが起きたとしても、

自分のせいでもなければ、他の誰のせいでもない、

ただ自分の選択であるということです。



そして、幸せに人生を開いていく人たちは、

自分の選択を生きている、その人生を尊びます。



自分の人生を尊ぶということは、けっして難しいことではありません。



「よくがんばっているね」、「偉いゾ」って、

自身を許し、人生にチャレンジしていることに、

エールを送ることです。



そして、自分の人生を尊ぶことは、

他の人の人生を尊ぶことにもつながります。



よければ、わたしはこの人生を選択していることを

誇りに思いますと、自身に宣言してみてあげてください。



本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。

またのお越しを、こころよりお待ちしております。



いってらっしゃいませ。