2010/02/09(火)10:41
花粉症の漢方治療
心はずむ春になるというのに、花粉症があると楽しめません。
ドラッグストアにコーナーができるまでになりました。
花粉症は、突然なります。
今まで、アレルギーなんか無縁だと思っていたとしても・・・
免疫の正常に働くシステムに閾値があって、色んな要因でその閾値が壊れると突然来るようです。
漢方では、冬の病気は夏から治療するという、冬病夏治(とうびょうかち)というやり方があります。
漢方で花粉症を治療するならば、まずは体質にあわせて、症状が出るシーズン以前から体質に合った薬を飲み始めます。
秋口から体質にあった漢方薬を始めていれば、シーズンには、いくぶんラクです。
花粉症になりやすい兆候とは?
まず、冷え症。体が冷えると、あらゆる機能が低下するからです。
免疫もしかり。
冷え症の人は、できるだけ、体を外面からも内面からもぬくめることです。
体を冷やしがちな野菜。
取り方は、生野菜でなく、生姜のすりおろしを添えた温野菜を摂ってください。
むくみもまずいです。
漢方では、身体に余分な水分がたまっている事を水毒といい、花粉症をはじめとする病気になりやすいと言われています。
それからストレス。
胃腸がやられるタイプのストレスは、花粉症発症リスクが高いです。
なぜなら、前に述べた水毒のように、余分な水分がたまりやすいからです。
ストレスを受けやすい、感情の浮き沈みが激しい、月経前に不定愁訴がある、神経質胃腸が弱い、胃がもたれやすい、食後に眠くなる、下痢しやすい、食欲不振、オナラやゲップが出るなどの症状があてはまる人は要注意です。
これらが3つ以上あれば、花粉症予備軍です。
あるいは、花粉症の人は、もとからこういう症状をもっていたのではないですか?
でも、もうなってしまったら、漢方で花粉症は撃退できます。
続きは次回に・・・・
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