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2010.07.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
7月21日(水)に第五回論語とそろばんセミナーが開催されました。

今回のゲストは京阪電気鉄道株式会社の佐藤茂雄代表取締役CEOです。

テーマは「蘇らせたい渋沢栄一の起業精神」

s-7.21論語とそろばんセミナー2.jpg

京阪電気鉄道株式会社は1910年4月15日の開業ですが、
渋沢栄一が創立委員長なんですね。

当時既にJRが走っていましたが、将来輸送量がパンクするとの
鋭い洞察力を持って、設立を唱えたとのこと。

渋沢栄一が設立に関わったのは470社余りなどといいますが、
この冒頭のお話でその一端を感じさせられ、他の1社1社にも
各々設立経緯があるのだなあと改めて歴史に思いを馳せてしまいました。

佐藤CEOは平成13年より代表取締役を務められ、
平成17年の創立100周年に際し、渋沢栄一の勉強を始めたそうです。

「CEO就任時より行った社内改革が一段落し、新たな経営計画を
策定するにあたり、渋沢栄一を学びたい、という気持ちもあった。
個人の短期の利益でなく、多数のための長期の利益を目指す
渋沢イズムはまさに鉄道会社が目指すもの」

とお話下さいました。

印象的だったのは、インタビュー中の「空理空論は大嫌い」との発言。

「論語もある意味空理空論。渋沢栄一は論語を自分のモノにしていた、
これが素晴らしい。漠然と読むのでなく五感を大切にし自分を刺激しながら読む。
論語とそろばんは永遠に不滅」と語られ、またインタビュー中何度か手帳をめくり
ご自身で書かれた思われる言葉や手元の書籍から引用してくださったりと、
ご自身も古典を読み、ものにし、経営に活かされていることが伝わってきたことです。

現在は大阪商工会議所会頭も勤めていらっしゃいますが、「場の格を上げることが
社会貢献になる」「地霊を呼び覚ませ」など、会頭としても渋沢イズムに基づいたと
思われるようなフレーズもお話下さいました。

4月15日の開業100周年記念日には社員の方々に「進取」という
言葉を贈ったそうで、これは「自ら箸を取れ!」というメッセージ。
この日のテーマでもある「起業精神」をご自身が最も大切にしている
ことの表れでもあると感じました。

本業はもちろん、大阪を中心とした関西地方の今後の街づくりでも益々
活躍されると思います。

セミナー開始前の控え室で。
右から守屋、佐藤CEO、渋沢栄一記念財団理事長の渋沢雅英さん(渋沢栄一の曾孫)、財団研究部の木村さん

s-7.21論語とそろばんセミナー.jpg

守屋淳HP http://chineseclassics.jp/








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Last updated  2010.07.25 09:11:11



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