伊豆大島木村五郎・農民美術(あんこ人形)資料館

2005/03/30(水)18:16

春のコンサート

伊豆大島案内(1060)

少女合唱団、童謡メドレー「ふるさとの四季」と聞けば誰もが子供たちの合唱だと思うだろう。と思うのは私だけだろうか。会場には子供の姿やご年配の方々も姿があった。席は300用意されていたが、主催者発表で230を少し越えたくらいか。少女合唱団は高校生が一人、あとの6人は団を卒業した大学生やプロの歌い手だった。ウラヤマシイほどの歌声、リーダーの山本さんやパーカッションもピアノ伴奏者もいつもはライブ活動をされている若いが実力者揃いで、ピアノ弾き語りの真藤敬利氏はオリジナル曲のCDやDVDを出している、と話していた。全体の選曲は子供や年寄りよりも中学生や高校生、ヤング層が喜んで聞き入りそうなしんみりした曲が多かった。若者のライブハウスのような雰囲気だった、年配者中心の会場ではもったいなかった。  コンサートが終わって会場を後にする人が「もったいないね、もっとみんな聞きにくればよかったのにねー」と話していた。  チラシ1枚見て足を運ぼうかどうか決める人にとっては、出演者の名前とコンサートの題名だけではなくて、どんな構成なのか、もっと具体的であったら良かったと思う。チラシは最後までほとんど読まないから、文章だけだらだらと書いてもだめだ、とよく人に言われる、この日記もそのとおりだが伝えるためには多くを説明しないとヤッパリダメだ、そう思った春のコンサート会場だった。中味は満点だった、用意した客席が満席になって立ち見が出るほどの人が来ていたら、もっとやった甲斐があった、と主催者も喜んだろう。

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