カテゴリ:ドラマ
昨日の駄文オロス・アラサ・おろしや国を書いた後で思い出したことがもう一つ。 以前視聴した韓国時代劇『風と雲と雨』のラストで「ほほぅ」と思ったことなのですが…。 (例によってラストのネタバレですので、これからこの↓ドラマをご視聴予定のかたはバナー下の駄文はご覧なされませぬよう~) 様々な苦難を経て故郷から逃れた主人公たちは、異国に安住の地を見つけるのですが、それがアラサことおろしや国。 なんとおろしや国内には朝鮮人村のような場所があり、おろしや政府も承認している的な雰囲気。(ドラマ内での説明に関しては、記憶曖昧なのですが…) 「へぇ~、そういうところがあったんだ~(史実なのかな?)。とりあえず新天地で穏やかに暮らせるようで、良かった良かった」と思ったものでした。 ドラマ自体はマイ好みからビミョ~にズレておりましたので、視聴後は何となく忘却の彼方だったのですが、ある事実を知って「…え。朝鮮人村みたいな土地、おろしや国内に実在してたんだ…」と驚嘆することに。 おろしや国のウクライナ侵攻後だいぶ経ってから知ったのですが、元々極東に住んでいた朝鮮人達が旧ソ連時代に西へ西へと強制移住させられて、ウクライナにも少なからぬ数の人々が暮らしていたとのこと。 当然ながら戦火の中逃げ惑うことになってしまった朝鮮系ご子孫もいらっしゃって、韓国ではその人々を難民として受け入れサポートしている…といった報道で知り、流転の人々に思いを馳せることとなりました。 ドラマの話ですから現実ではないのですが、艱難辛苦の末に安住の地を見つけた『風と雲と雨』の主人公たちは、その世代は大丈夫だったものの、子孫たちはさらなる流転と苦難の運命に見舞われてしまうのだな…と考え、「あのラスト、めでたしめでたしじゃなかったらしい…」などと妙な残念感にも囚われることに。 私のポンコツ感慨などは実にど~でもエエことで、今はただただ、戦火に追われる人々が地球上から一人も居なくなって、どの地にも永久の平和が訪れることを祈るばかり…。 命中したり爆発したりしたら新しいのをどんどん買ってもらえて、ウハウハで儲かる人々が経済とやらを回しまくってる世の中な限り、世界平和って実現不可能なんだろうな…と諦観にまみれつつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月03日 17時24分26秒
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