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2015.04.12
カテゴリ：鉄ちゃん四方山話
京阪電車の旅67 黄檗
 お彼岸に久しぶりにアンポン一族の墓がある宇治市黄檗の西導寺に行った、西導寺は広芝の地にあった二階堂という庵室を、慶長10年 （1605） 円誉（えんよ）上人が寺として再興。享保10年 （1730） に現在の地に移った  毘沙門堂、中には付近の廃寺から伝えられたとされる多くの仏像がある。  その一つ毘沙門天像、もとは五ヶ庄地域の南端に営まれた畑寺にあり、明治初年にそれが廃寺となり、本寺に移安されたと伝えられる。平安時代後期の作で、桧材一木造り・像高103.0cm。  無縁仏になってしまった墓を供養してある  墓地は僕の学生時代祖母の墓に参った頃は田圃の真ん中にあったが昭和の晩年叔父の墓を建てた頃は今のように周りは住宅地になっていた  宇治川方面にある寺から京阪電車の黄檗駅に向かう、昔はほとんど竹藪と宇治らしい茶畑だった、久々に歩くと一区画だけ茶畑が残っていた  京阪黄檗駅、向こうの踏切はJR宇治線、103系普通電車が通る  駅の近所のこの駐車場辺りに学生時代の、まぼろし探偵の彼女３４ちゃんのアパートがあった、彼女はルームメイトのKY子ちゃんと共に僕のバイトの後輩で僕が紹介した、彼は毎日黄檗まで送っていたようだ  駅前の茶団子屋さん、宇治駅近辺の団子より美味しいが久しぶり買うと一箱の金額は同じだが中身は少なくなっていた  新鋭13000系が行く、黄檗は新入社員になって社内で僕の指導役になった先輩の女の子（年は3つ下）を好きになりその子は黄檗でアンポン家の一族という事で親父さんが気に入ってくれて麻雀に来いと2年くらい毎週通った  JRの元超大編成の新快速で彦根～西明石間等で活躍した221系、今は4～6連で奈良線快速で活躍  黄檗山萬福寺の研修場山門、学生時代まぼろし探偵や横浜支部長らと母校伏見南浜小学校の子供達数十人を連れて泊りがけの宿坊に毎年夏休みに訪れた  萬福寺境内の北西にある萬松院、左側の門は竜宮風で面白い  宇治料理の店で遅めの昼食  宇治と言えば茶蕎麦！京都らしいニシンにした  こちらは山菜蕎麦、茶蕎麦はコシがあり大変美味しくいただいた  食堂の窓から学生時代駅から萬福寺に行くのに通った黄檗新生市場が見えた、しかし檗の字の上が無くなっているので市場はどうなっているか見に行く事にした  案の定市場は駅側の入口の2,3軒が営業しているだけで後は全て閉店していた、昭和41年のオープン頃は40店舗程営業していた市場はすっかり寂れてしまった、僕達が通った昭和45年～49年は全盛期だったのだ、今ネットを見ていると昭和レトロ趣味の人には有名なスポットらしい  陸上自衛隊宇治駐屯地、右奥の煉瓦の建物は旧陸軍時代からある建造物（展望塔で明治２８年およそ１２０年前の日清戦争の時代に「陸軍砲兵工廠宇治火薬製造所」の水槽塔として建てられたもの  行列の出来るパン屋さん「たまき亭」名物カレーパンは一人3個まで、クリームパンも美味しい  黄檗駅から帰路へ青春の思い出が詰まった町宇治市黄檗は優しく少し酸っぱい場所である、電車は宇治行13000系  乗車する10000系が来た、10000系と13000系4連車はワンマン仕様で宇治線と交野線専用  宇治線中間の地下鉄連絡駅の六地蔵駅で10000系とすれ違い  観月橋駅を出ると近鉄京都線の高架をくぐる  13000系とすれ違い、終着中書島駅のホームと本線5000系車両が見える 
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Last updated
2015.04.12 12:58:45
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