重鎮のお話は、重たかった・・・
先日、山口のすばらしい教育者のお一人の陽信孝(ミナミノブタカ)先生のお話を聞く機会がありました。とても、人間的にも尊敬できる人格者で、すばらしい方です。この、陽先生は山口県萩市生まれ。三〇年以上にわたり教職に携わり、小・中学校校長、萩市教育長を歴任され、教育長の時に、自らが、胃癌と宣告され、そのことで、奥様が、ショックを受けられ奥様がアルツハイマー病となられ、教育長の仕事を捨てられ奥様の看病(介護)に当たられました。(それだけでもすごいが・・・まだすごい)それも、12年間(約4000日)その中で、辛かったことは、子供に、認知の低下していく姿を見せること。一番は、便を食べる姿を見られること・・・と話されました。また、その便を、自ら、口で、吸い出されていたようです。(皆さん、出来ますか?)本当に、ご自宅で献身的な介護をされたすばらしい方です。そのことが書籍となっており、現代の智恵子抄と評され地元の書店では必ずみかける一冊です。もう、出版されてかなりたちますが・・・TVにも取り上げられました。映画化も予定されているようです。^^著者: 陽信孝 出版社: 小学館 サイズ: 文庫 ページ数: 221p発行年月: 2005年07月 ISBN:9784094080414 本体価格 476円 (税込 499 円) そんな、陽先生が言われた言葉で、現代の青少年の起こす事件の根本は、家庭・親にある。と断言されていました。本当に痛感する一言でした。親として、自分を磨き生きていく必要がある事を改めて認識させられた時でした。著者: 陽信孝 出版社: 小学館 サイズ: 単行本 ページ数: 222p 発行年月: 2002年05月 『雲流る』加筆・修正・改題書 ISBN:9784093964111 本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) よろしかったら、介護に関心のない方もぜひ一度読んで頂きたい一冊です。^^