新着記事一覧 | 私の好きな詩

『ただの夢』

夢だったと思ってずっと　その夢を覚えていてときどき　思い出しては　　微笑んでそうやっているうちに　シビれるみたいについでにあなたのことなんて忘れてしまえ→ 　　

2005.04.13

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『疑問符』9

おいしそうですねそんな・・けして　あなたのことではありません死神は魂にしか興味はないのです僕が言っているのは　あなたが食べている料理のこと幸せそうに食べているあなたの顔はとてもチャーミングでとても　素敵です今　台所に立っている男性は　あなたの彼ですか　　いいえ　そんなことはありません一流レストランのシェフや格式高い料理屋の板前さんのイメージは男性でしょう？それにあなた自身が料理ベタかそうでないかは関係がありません大切なのは　彼の料理をいかに満足して食べるかその点あなたは完璧ですねそんなにおいしいですかその料理はなんの肉です？鳥ですか　牛ですか　豚ですか材料をあかさないのが彼の特徴でしたねどうしたんです　もう食べないんですかそう　あなたは思い出してしまいました彼とかかわっては消えたいくらさがしても見つからない女性達おや？彼がもどってきましたそれでは僕は退散しましょうああ　ちょっと待ってくださいあなたがふりかえると立っている包丁をかまえた彼に料理されないように気をつけて→ 　　

2005.04.13

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『愛情』第5/5回

ただ幸福になりたかった。子供がいてあなたがいて、平凡な普通の幸福でよかった。殺してやりたいくらいだけどあなたの為に私が手を汚す必要はないわ。憎しみながらあなたが死ぬのを楽しみに待っててあげる。いいでしょう？それが私のあなたに対する愛情よ。→ 　　

2005.04.13

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『うしろめたい気持ちになる』

本気でかばってくれた優しさ　　想ってる私　　あなたにそんなこと言ってもらえるようないいコじゃないわ→ 　　

2005.04.12

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『俺を呼んで』

君が困っている時、真っ先に駆けつけたいよ。いつも話を聞いているだけでも、その時僕がそばにいたらよかったのにって思うもの。何も出来ないかもしれないけど、そばにいさせてほしいんだ。きっと君の役に立つから。体がつらい時、ノドが痛い時。心がカスカスになって孤独で泣きそうな時。そういう時は誰よりも先に僕のこと呼んで。　　　　　　　　　　→ 　　

2005.04.12

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『疑問符』8

あと３分？これは事件になりますねこんばんわ　お嬢さん死神ですどうしたんですか　そんなに冷や汗をかいて緊張していますね　そりゃそうですか　　　あと３分であなたがしかけた爆弾に火がついてあのビルは・・いえその爆発にまきこまれた大勢の人達は死んでしまうのですから僕はいそがしくなりそうですなにも知らずに眠っている子供達や仲良く暮らしているお年寄り幸せな人生の数々が終わるのですからなぜ震えているんです裏切ったら仲間に殺される？あなた一人におしつけて自分達は安全な場所にいる彼らのことですかおかしいとは思いませんかこのままでは実際に手をくだしたあなただけのせいになるとは？どうしますかまだ間に合いますがあと　１分・・いえ　５０秒大丈夫です僕は信じていますさあどうか　本当は綺麗な心を持っているあなたの勇気を見せてください→ 　　

2005.04.12

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『まっすぐに』

一生懸命生きてみよう誰かが私のこと好きになるくらいにあなたに恋をしてみよう息も出来ない程　まっすぐに→ 　　

2005.04.11

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『げびるマン2号』

僕のまわりの大人達はガチャガチャとうごめいて、くさい息をまきちらしながら今日も上機嫌だった。遠まわしでもあからさまな自慢話をして、わざとらしいふくみ笑い。セコイ税金の話に未来の自分を見る。逃れられない僕も。髪から手の指先から足元から、下卑た笑い声に侵されて行く。どうしてこんなにも世界は薄汚れているんだろう？　　　　僕の中で君だけが救いの光。君が、君だけが。　　→ 　　

2005.04.11

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『疑問符』7

ここですそっちじゃなくああ　そうですこんにちは恐くないですか僕は死神っていいますよかったあなたは小さいですから泣き出してしまったらどうしようかと思いましたさみしくないですか？僕がちゃんとつきそってますからあなたは　自分がどうなっちゃったのかわかっていないかもしれませんねそれでいいんですええ　後ろ振り向いちゃダメですよ僕が抱いて行きますからどうかこのまま　腕の中にいてください・・あなたは軽いですねいえ　魂にも重さはあるんです眠いですか？じゃあ眠っていてくださいおやすみなさいまだ　あどけない顔　恐かったでしょうにもし目覚めてあれを見てしまったらかわいそうですから出来るだけ早くここから退散することにしましょう人形扱いされて　着ている服をひきさかれ血まみれになって倒れているあなたを・・・それにしても　ひどい男達ですね→ 　　

2005.04.11

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『忘れる』

もう待たない突然の電話も目配せもキスも→ 　　

2005.04.10

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『疑問符』6

高層ビルを見上げて暗い顔をしているあなたこんにちは僕は死神をしている者ですいいえ　頭は・・そりゃいいことはありませんが　正常です　　信じてくれなくてもいいですけどあなたから次の仕事の香りがしたものですから本当です　少し気になって殺人を止めるつもりはありませんが彼をあなたがつきおとしたところでどうなるわけじゃありませんよえ？違いましたか彼女・・・ですかああ　彼の彼女つまり　彼の浮気の相手ということですかそれなら　なおのこと彼女のかわりはいくらでもいますよだったらやはり彼を？少し落ちついてくださいかなり失礼なことをお聞きしますが　あなたはその　彼のキスだとかあるいは・・そうですね手の感触とか忘れらますか忘れる？そうですかじゃあ　せめて　あと一日だけ待ってくださいいえ　落ち着かなくてももう明日の朝になれば彼はええ　僕は本物の死神ですよ今回の仕事ですかそれは内緒ですが　規則なのでしかし時刻は今夜です→ 　　

2005.04.10

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『疑問符』5

少しいいでしょうか　死神ですあの女のコを見てくださいええ　今車からおりたハイヒールをはいている細い・・・そうですあまり化粧がうまくないですねいいえ　そうじゃありませんとても綺麗な顔だと思います雰囲気もいいじゃないですかでもこんな時間まで男と出歩いているのは　いただけないですね　　もう夜が明けようとしているのに今まで何をしてたんでしょうかなんですかそんなことは決まっている？まあ　そうかもしれませんが人間と言うのは最近　特に乱れてますね僕がそんなこと言うのもなんですけど・・僕だって女のコは好きですがそうです　あのコのようなかわいいしかしあ　どうも　引き止めてしまってすいません僕のつまらない独り言に巻き込んでしまってえ？違いますよそれからあのコをさらいに行くだなんてだってあのコはまだ小学生いえ　年齢までは知りませんが・・・→ 　　

2005.04.10

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『変わって』

”俺はこういうヤツだから”じゃあ私のためにこういうヤツじゃなく変わって　 → 　　

2005.04.09

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『一緒に朝ごはん』

永遠の愛でもわからないじゃないいつまで一緒にいられるのかいつまでそばにいられるのか欲しいのはあなたとの朝ごはん一緒に猫を洗うジグソーパズルをするあなたがそばにいる毎日頭をなでてくれるだけで私はとんでもなくいいコに変身する風邪をひいた時だけあなたは優しくなるからしょっちゅう嘘のセキをして手をつないで眠るの→ 　　

2005.04.09

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『疑問符』4

ちょっとお尋ねしますが彼はあなたの彼ですかこれはまた品のない美しいあなたが　なんでそんな男と結婚なんてするんですか怒ってもいいですよ綺麗な人に怒られるの好きですから申し遅れました　　僕は死神ですいいえ　別にあなたの命を取ろうっていうんじゃありませんちょっとした通りすがりです僕はおせっかいといいますかそういうことがほっておけないたちでして僕に何ができるか？そうですね　僕は何も出来ません魔法も使えないしへんな薬も持ってませんただ　あなたが気になってああ　そうだ勇気をあげられるかもしれませんあなたには彼と別れる勇気が必要でしょう？無理矢理あなたを妻にするあの彼の両親に会いに行ってはどうでしょう調べてみてくださいあなたは彼の仲間にしか会ったことがないはずです結論はそれからでも遅くないと思います泣かないでくださいそうですよあなたのこれからの人生をあんなのにくれてやるのには惜しいですからねよかったですあなたにご忠告できてなんですか僕にお礼など・・どうしても　ですかいいえ　僕はもうあなたの大切なものをいただきました僕はあなたのおなかの中の小さな命をもらっていきます→ 　　

2005.04.09

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『必要』

束縛されていたつもりでしていた私　　　あなたは誰だろう私のなんだろうどうして　こんなにもあなたが必要だと思うのだろう→ 　　

2005.04.08

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『いつまでも』

朝も昼も夜も　運転手なあなた朝も昼も夜も　私は助手席で歌うの百万km向こうで眠たくなってもあなたとなら一緒に歌い続けられるいつかあこがれの旅行のかわりねぇみんなの家をまわろう夏休みのラジオ体操みたいに首からカードをさげて一人ずつ印鑑押してもらうのお祝いの花束のかわり澄んだ夜空に満天の星達走っても走ってもおわりそうになくていままでのことなにもかも許せるいままでのことなにもかも忘れられるきっと私達幸せになろうね誰よりも幸せになろうね雨も嵐も竜巻も　よけきれないあなた雨も嵐も竜巻も　私は全身で守るの百万km底で息が出来なくてもあなたとならどこまでも泳いで行けるいつかあこがれのドレスのかわりねぇ部屋を借り切ろう小学校のお楽しみ会みたいにのりとはさみで折り紙を輪にしてつなぐの誓いのキスのかわり澄んだ夜空に満天の星達走っても走ってもおわりそうになくていままでのことなにもかも許せるいままでのことなにもかも忘れられるきっと私達幸せになろうね誰よりも幸せになろうね→ 　　

2005.04.08

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『愛情』第4/5回

なぜそんなに偉そうなの？私があなたより劣っているとでも思っているの？　　　私がどんどん無気力になってあなたを嫌いになってもあなたはそんなこと心にも思わずに偉そうな態度を続けるのでしょう。考えるだけでうんざりする。→ 　　

2005.04.08

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『世界で一番』

幸せになれた分だけ人は優しくなれるというなら　　　あなたのおかげで私きっと今　世界中で一番優しい　女のコだね→ 　　

2005.04.07

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『孤島』

誰もいない訳じゃないのにさみしくて声もろくに聞こえない手を伸ばしても　何も触れない　ここは　まるで孤島　　花も咲かない鳥も鳴かないただゴツゴツした岩肌にとり残された私だけが住んでいる→ 　　

2005.04.07

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『疑問符』3

あなたですか　僕に恋こがれて　死ぬとまで思いつめているというのは死神に恋など　今どきはやりませんよろくな目に会いませんいいえ僕もあなたが好きです黒い瞳も　長い髪もただ　あなたを僕の仕事に巻き込みたくないのですそれから　つまらない人間の知識によって僕を呼ぶあなたの姿も見たくありません　だから大変残念ですが僕はあなたの記憶から消えたいと思います最後にひとつ聞いてもいいですか答えたくないならそれでもいいですけど僕に会ったあの満月の夜もう夜中なのにあなたは何をしていたんですか川原で全身に血を浴びて手にはたしかそう　鉄のくさびと金槌がいえ　答えなくても結構ですが・・→ 　　

2005.04.07

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『はじまり』

気が遠くなる程　高い空の上から目もくらむ様なまぶしい光がまいおりてきて私を私のすべてを包むすべての心から　湧きいでる想い　あなたが好きですあなたが好きです→ 　　

2005.04.06

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『制服のまま』

目を閉じてみて早く早く駆け込んできて君は　カバンを投げ出した君のおしゃまなリクエストに僕がときめかないとでも思っているのかい？　　ニコニコ笑って華奢な両手を大きく広げるキスは練習次第で上手くなるって友達の噂話その純粋さも君の素敵なところだよ僕が困って立ち上がるとゆっくりキラキラの瞳に瞼をとじて君は唇をさしだした制服のまま　そのまま→ 　　

2005.04.06

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『愛情』第3/5回

意思を持つこと、私にあきらめろって言ってるのね。それは生きるなといっているのと同じことよ。くだらない話を繰り返して、そんなことしなくたって、もうこれ以上嫌いにはなれないわ。私が我慢さえ続けていればあなたは幸福なのかもしれないけど私はどうなるの？→ 　　

2005.04.06

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『疑問符』2

ご指名ありがとうございます　死神です驚きましたかいえ　心配は無用というもの今はあなたにしか聞こえないように話してますから　お静かに　わかっていますあなたがこの店に来た理由は体を売るつもりですねそんなにけげんな顔なさらないで別に止めるつもりはありませんからしかし　もったいないじゃありませんかあなたのように美しい人がやむおえない理由ですか？それはあなたの叔父さんのことですねあの借金まみれのおまけに　その叔父さんに反対されている婚約者なんといいましたか　あの背の高いどうして知ってるかですって？理由は簡単　僕は死神です誰の命を取るのかは教えられません規則なのであなたの命・・そうかもしれません遺書を書いたほうがよさそうですよただし　自殺の遺書です飛び込み自殺がいいですね靴をきちんとそろえて電車や高層ビルではなくて　海へどうぞああ　そうそうかけおちって知ってますかあの２人で逃げるというそう　あれですよかった　それじゃあすえながく　お幸せに→ 　　

2005.04.05

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『太陽と私』

風は冷たくて空気は　この身をさすように積もっているけどそれでも辺りは明るくて太陽は景色を鮮やかに見せているから私があなたにとって太陽でいられるようにたとえばどんなに体がこごえてもせめてあなたのまわりだけは明るく照らしてたとえば今はなんの慰めにもならない光でも一生懸命照らし続けて雲にかくれても雨にふられてもいつか時間がずいぶん流れて今よりもっと厳しい寒さをすぎてからあなたにとってこの世で一番あたたかい春が来るように　　ずっと見守っているあなたに気付いてもらえない太陽でもじっとあたためているあなたにとってこの世で一番あたたかい春がやって来るように→ 　　

2005.04.05

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『愛情』第2/5回

自分の都合のいいように[妻]を勘違いしてる。育った環境や習慣が、私にもあなたと同じだけあること、わからないのね。　　出来ることも私の前では出来なくなってしまう。　　すべてのこと私が、あなたの尻拭いをするのがあたりまえで・・・→ 　　

2005.04.05

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『指輪』

銀色の細い指輪綺麗で左手にはめてみたけどあなたと関係がないから何の価値もない　→ 　　

2005.04.04

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『優しい気持ち』

あなたと２人ですごす時間車の中でも　外を歩いていてもここだけ時間が止まっているようで何を見ても　優しい気持ちになれました → 　　

2005.04.04

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『愛情』第1/5回

あなたの為だけに私が子供を産んだとでも思ってるの？仕事も、やっとみつけた居心地のいい住処もすべて捨てて？それともそんなことすら、考えたこともないのでしょうあなたは。自分はなにひとつ、失ったものなんてないものね。幸福な人。無神経に太ってればいいわ。→ 　　

2005.04.04

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『疑問符』1

ああ　そこのあなた　あなたのことですよ　今　首をかしげた電話が鳴ってますよえ？おかしいなぁここには電話がない・・・・そう言うんですかそうですかあなたには聞こえないかもしれませんだから受話器を取らないんですね何の電話かって？僕がかけている電話です熱いﾗﾌﾞｺｰﾙでないのが残念ですが・・・・すいません　突然あなたに用事が出来てしまって僕もできれば電話なんて　したくなかったんですがなにしろ突然あなたに　お知らせすることが出来てしまったものですからいいえそんなにたいしたことではありません僕にとっては毎日のことですのであなたが知らなくてもいいことなのかもしれませんがええあなたにお知らせするまでもないかもしれませんしかし僕は一応そうゆう事をキチンとする性格なので・・よけいなことでしたねもう受話器は取らなくていいですすいませんでしたそれじゃあ・・はい？僕の名前ですか名はありませんが職業は・・・死神です→ 　　

2005.04.03

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『雨』

雨がふってるあなたが今　隣にいたら寒くない冷たくない私はあなたがいたら雨がふってきたことに気付かない→ 　　

2005.04.03

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『古文』

書いた人は　もういないせつない　せつない　恋の唄もしも　私が平安の　　高貴な城の姫様ならば読んでほしいのは　ただ一人だけ読んでもいいのは　ただ一人だけ恋しいあの人だけに読んでほしい愛しいあの人だけに読んでほしい → 　　

2005.04.03

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『時計じかけのマリー』

くるくる　アマ色の巻き髪が背中までのびて瞳もパッチリ　唇もクッキリフワリ　レースのついたドレスを着て少し首をかしげているマリー　君と出会ってボクは変わった前のボクなら　あいつから君を奪ったりしなかったそれもみんな君が　美しすぎるからマリー　君はあいつの恋人でもそんなこと　かまわない君はボクの腕の中で　人形になってしまえばいいあの日ボクは君の手を引いて夜の街を走り抜けた君をボクの部屋の奥に閉じ込めて窓にカーテンを引くいくら君が泣いても叫んでももう君はボクのもの君があいつからもらった人形マリーマリーと同じ髪をしてマリーと同じドレスを着て君は今日からマリーになればいい何もしなくていい　ただ永遠にボクのことだけ考えて時計の針が刻んで行く時の中で君はマリーボクだけのマリー→ 　　

2005.04.02

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『あのコはチョコレート』

ヒゲのオヤジの向こう側でこっちを覗いてる小さな女のコ笑いかけても　手を振ってもジッとこっちを見ているだけいつか誰かが言ってた「女のコはチョコレートで出来てんだ」本気で信じちゃいないけど　あのコは本当にそんな感じミルク色のワンピースがオヤジの影で揺れてるあんなに大きなリボンして　お人形さんみたいだなぁ笑ったらどんな顔だろう？優しそうに笑う？元気に笑う？恥ずかしそうに笑う？ボクは軽くステップを踏んだ女のコは動かないボクはリズムに合わせて宙返りする女の子は動かないボクは肩をすくめてもっと笑った女の子は笑わないしょうがない最後の手段ボクは胸のポケットから半分だけミントチョコを見せて女のコにウィンクしたあのコは瞳をくりくりさせて不思議そうに首をかしげる笑わなかったけどものすごくかわいくてボクはそれ以上　なにも出来なかった→ 　　

2005.04.02

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『愛をください』

私は芽が出る前の種ですあなたの水をかけてください私は咲く前の花のつぼみですあなたの光をわけてくださいせっかくこの世に生まれたからせっかく人間なのだからどうか私にあなたの愛をください　　→ 　　

2005.04.02

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『春』

何も考えないようにしてればすぐに４月がやってきてあたたかくなったらあなたがいない寂しさもまぎれると思うけど春なんてこなければいいのに新しい恋のチャンスなんて私はいらない春がこなければいいのにこんなに愛してるあなたのこと　忘れてしまうなら　→ 　　

2005.04.01

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『結婚』

つきあってくれとか結婚してくださいとかそんなこと言わないでねただ自然にそこにいて他人が見たら恋人同士で気がついたら結婚しているそんな２人でいたいから　→ 　　

2005.04.01

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『王様の指輪』

王様から預かっていた大事な指輪をなくしてしまった召使いは少し小さいけれど　正直者でとっても真面目な女のコ広い屋敷をかけまわってキラキラと光る指輪をさがすけどどこからも指輪の気配さえみつからないすると女のコは逃げも隠れもせずにすぐに王様に申し出たその女のコの素直な口調に王様は苦笑いして「では、その指輪をさがしあてた男と結婚してはくれないか。」自分の胸元から　キラキラ光る指輪を取り出した「ええ王様　あなたがこんなに人を困らせることを　もうしないと約束してくださいますなら」しばらくすると　その国はお后様をむかえましたその人は少し小さいけれど　正直者でとっても真面目な女のコ→ 　　

2005.04.01

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