第一回 バリアフリーカフェ報告
日時:2017年11月24日11:10~12:40会場:青葉区社会福祉協議会団体交流室 参加者(10名):うち肢体不自由者3名、視覚障害者2名●点字ブロックK:視覚障碍者のための点字ブロックは、歩道であっても傾斜があったり、凸凹があって危険で歩きづらい。肢体不自由者や車いすの人にとっては辛い。 点字ブロックの幅を狭められないか。 H:このサイズは、白杖で認識しやすい。K:では、高さを低くできないか?H:検討の余地があるかもしれない。点字ブロックは日本で発明されたので、外国では見当たらない。 ●歩道と車道の高さの相違TH:歩道と車道との高さに違いがあり過ぎる。 高速道路では、段差はない。●バスの乗降に時間を要する事に関してTH:バスに出発間際に乗ろうとしたら「迷惑だからやめてほしい」と言われて心外だった。声:おそらく車いすの昇降に時間を要するので、出発時間に間に合わないから断ったのではないか。ゆとりをもって、乗った方が良いと思う。 ●危険なことH:歩きスマホのひとに白杖の人が飛ばされた。歩きスマホは集中してしまうので、本人にとっても危険なので、やめたほうががいい。O:なにかというとコンプライアンス(行動規制)を楯にして、行動を制限する人がいる。コンプライアンスに負けないように自分で出掛けられように努力したい。 ●障害のある娘の将来YO:脳性麻痺30代の娘が将来、ピアノが続けられる生活をさせてあげたい。M:そういうグループホームの建設はできないだろうか。 ●どんな助けが欲しいかT:困った時には声をかけてほしい。YO:行きかう人の中に、娘をじっと見る人がいる。好奇の目を感じる。K:「何か助けてあげられることはないか?」という視点で、見ているのかもしれない。●どう理解したらいいのかYO:障害者の娘の言葉が伝わりにくく、コミュニケーション不足で困った。MK:気持ちと身体の動作が連動しない。思った事を言葉に表現できにくくなってきた。 これが病気のせいであることを理解していただきたい。 ※ 障害の種別によるニーズが異なり、さらに、障害の種別は同じでも、個々にニーズが異なることが分かった。一人ひとりのニーズが聞き届けられるような対策は打てないものかと思う。【立場の違い:あちらを立てればこちらがまずいこと】1.点字ブロックが杖の人や車いすの人に差しさわりがある。2.歩道と車道の高さの違いはどの程度がよいのか。3.バスの昇降に時間を要するので、どの程度が許容範囲なのだろうか。4.コンプライアンスは、責任を取らなければならない人と自由行動したい人との間に軋轢がある。【知ってほしいこと】1.歩きスマホが危険なこと。2.親はこどもの将来設計を心配していること。3.コミュニケーションと想像力で理解力を深められること。以上 文責 三竹眞知子