2007/04/02(月)23:26
ブレインデッド
ニュージーランド発、スプラッターホラーっていうからどんなもんかと思っていてレンタルショップでパッケージを見かけた時は看護婦さんが奇形児みたいな子を抱いて椅子に座っていて「ママ切り刻むほど愛してる」というキャッチコピーで正直キモかったでもね…中身は…
ストーリーは1957年、ニュージーランド、スマトラ島の小さな島スカルに生息する毒牙の混血種「ラットモンキー」がウェリントン動物園に運ばれた。
ウェリントン郊外、雑貨屋の娘パキータ(ダイアナ・ペニヤルバール)はタロット占いの運命の相手ライオネル(ティモシー・バルム)と出会う。ウブでマザコン気味のライオネルをデートに誘い動物園にやってきたパキータ。
面白くないライオネルの母親ベラ(エリザベス・ムーディ)は後をつけて盗み見てる際ラットモンキーに噛まれてしまい…。
ぶっちゃけて言えば怖いホラー映画として期待して見れば外します。でもコメディホラーとしては大当たりです。ええ…ここまで笑ったホラー映画は滅多にありません。内容的に考えれば神をも冒涜するような内容なんだが、そこに面白味があるためすべてはブラックジョークで収まっている。
墓にたむろしていたヤンキー4人が生き返ったままに齧られゾンビになっちゃうんだけどそこに現れたマックダラー神父(スチュアート・デヴェニー)が、めっちゃつえ~~!!蹴りまくって4人を蹴散らすんだが連続蹴りがカッコいいほど決まっている。神父なのに…。笑うよ、このシーン。ま、ゾンビになちゃうんだけど。
その神父ゾンビ(スティーブン・パップス)と看護婦ゾンビ(ブレンダ・ケンドール)がSEXして産まれたゾンビ・ベイビー、セルウィン(声・ヴィッキー・ウォーカー)を公園に連れて来るライオネルが見物。ミルクをやろうとして暴れるし、手を離してしまい乳母車を坂で暴走させるわ、暴れるセルウィンを殴るわ蹴るわ。すげぇ、幼児虐待。だいたいゾンビを飼うっていう点が馬鹿らしいのだがウケる。死体愛好家か?ってくらい世話しなくても。
ラストのパーティーはすごいっす。映画では1、2を争う血しぶきシーンと死体の山。余りにも血が飛び散って血に見えません。パキータはジューサーでゾンビを砕いているしライオネルはキレちゃって芝刈り機で殺してました。
ビデオパッケージを見た時はめちゃくちゃ怖そうなスプラッタムービーと思っていたんだけどね。友達大勢で見ると面白さも格別です。
ぐちゃぐちゃグロスプラッター映画なんですが、この映画の監督ピーター・ジャクソンさん
実はのちの「ロード・オブ・ザ・リング」「キング・コング」の監督さんなんですよ。世の中わかんねー
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