私の水瓶
本日無事に、女子カメラ部5期生の卒業式が行われました。卒業発表は、作品を額に入れて仕上げてくる(サイズ制限なし、組写真も可)という課題でした。みんな、力作揃い色んな気持ちを持って、額と作品を選んでいて、部活の初期は、“何となくシャッターを押す人”だったのに、“何らかの考えの下に判断を下す人”に進化していました。しかも、その考えというのも、「みんながこういうの好きそうだから……」とか、そういうのではなく、「●●だから△△したくて、だから私はこう撮りました」と、“自分”があって、語るべき言葉があって、とても良かったです。※↑「写真を語るな」という考えもあるけど、ここで私が書いてる“語るべき言葉”というのは、他人に言語で伝える/伝えない以前に、自分の中に言葉がある……っていう事です。部員さんは、ごくフツーのOLさん達なので、活発で社交的な人もいれば、おっとりしている人もいるのだけど、を持つと、みんながみんな饒舌になる。本当にペラペラ喋るっていう意味じゃなくて、画を通して饒舌って事ですwそれがとても不思議で、心地好く。これは、写真が持つ力なのでしょうか。ちなみに、私が提出したのは、これね私という人間――こういう写真が好きな私です――を表現したくて、この写真を選びました。アンダーめだったり、ローキーな写真が好きなので。あと、この構図を見て欲しかった。こういう構図で撮ってくる、そんな私です、みたいな ←しつこいwで撮ったテキトーな画像で恐縮ですが、額に入れるとこんな感じ。スワロフスキーは、自分で貼りました。一応、緻密な計算の元に配置しているのだよ(・ω・)グループ展で作品を見て以来、私は清川あさみさんが好きで、今回も一瞬、「枠だけでなく、写真の上にもストーンを貼っちゃおうかなぁ」と逡巡しました。が、が……。今の私の写真でそれをやると、どう考えても写真がアイデアに負けちゃうと思ったので、それは今後に持ち越しです~。そして。卒業発表製作と同時進行で、ムービーを、ひっそりこっそり勝手に作っておりました。「5期生のあゆみ」みたいなやつで、6分くらい。何気にこれが大変だったwけど、流した後で、「このムービー欲しい」と言って下さる部員さんもいたので、概ね好評だったようですこうして、5期生の部活は大団円を迎え、今後の写真生活を送るにあたり、パートナーとしてPENを選んでくれた部員さんも多く、私としては嬉しい限りです。みんながどういう形であっても、これから先、写真を楽しむ気持ちを忘れないでいてくれたらいいなぁって思います……と、こんな事を書いておきながら、なんですが。私は、と言えば、枯渇してしまいました写真を撮って撮って撮って、出して出して出して。全部使って、水瓶が空になってしまったみたい。↑そんなに大変だったというより、元の量が少ないのでしょう(´ω`;)写真を撮り始めて、2年3ヶ月くらいかな。こういう事は初めてで、戸惑う。ちょっと焦る。充電したら、また潤うでしょうか。写真を撮りたい気持ちが、湧いてくるかなもし湧いて来なかったらどうしよう……と思いつつ、湧かなかったら、所詮私はそんなもんなんだ、とも思ったり。