引越し先を決めた長瀬智也が、そのアパートの一室を訪れていた。なぜか私も彼の友人らしきジャニーズ系の美形の青年と一緒に同行していて、ちゃっかり長瀬智也の左隣に陣取っている。
ところが、その部屋は長瀬智也が住むにはどう考えても相応しいとは思えない程のボロさだった。訊けば、家賃がかなりの激安だったため即決したと言う。( ̄_ ̄;)なんで…
それなりに立派な所に住めるくらい稼いでいるだろうに、なぜわざわざこんなボロアパートに住むことにしたんだろうと大いに疑問に思いながら、部屋の中を見て回る。
入口の正面に片開きの襖があり、その奥にも部屋があるのかと思って開けてみた。が、そこは昔ながらの2段に分かれた押入れだった。
その隣にも襖があったため、
こっちか?
と開けてみたが、なんとそこも押入れ。
分ける必要あんの
![!? !?](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h733.gif)
(-"-)
作りに疑問を覚えながら、同じく2段に分かれていたその押入れの下を覗いてみると、奥に前の住人のものらしき荷物がまだ入ったままになっていた。
「まだ片付いてないみたい。それか忘れ物
![? ?](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h003.gif)
」
結局一間しかない小さな部屋にいる長瀬智也とその友達を振り返って言い、押入れの中を指差す。
ちょうど私の横に屈むところだった長瀬智也が、中の荷物を取り出そうと旅行バッグに手をかけた。そこで、目が覚めた。