167789 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

月の旅人

月の旅人

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

ホーチミン&バンコク旅行記


出国編


メコン川クルーズ出発・ハチミツ農家編


フルーツ園・メコン川クルーズ終了編


観光初日の午後編


お店巡り編


Miss Aodai編


ホーチミン最後編


バンコクへ移動編


バンコク市内ワット巡り編


象乗り編


アユタヤ遺跡巡り編


帰国編


ドイツ旅行記


短い長旅の始まり


古い歴史の町ヴュルツブルク


ニュルンベルクの旧市街散策


オクトーバーフェスト(ビール祭り)


華麗なノイシュバンシュタイン城


クレーターにできた町ネルトリンゲン


日没のローテンブルク


破壊されたハイデルベルク城


ハイデルベルク旧市街散策


ライン川クルーズと古城ホテル


短い長旅の終わり


トルコ旅行記


東洋と西洋の交差点へ


観光のない初日 前編


観光のない初日 後編


伝説のトロイ


ペルガモン遺跡巡り


ファッションショー


アルテミス神殿と聖母マリアの家


エフェソス都市遺跡


世界遺産の綿の城


温泉リゾートホテル満喫


長距離移動の末のコンヤ


コンヤからカッパドキアへ


奇岩風景とトルコ絨毯


修道士の谷と陶器工房


地下都市を経て塩湖の夕景


建国の父と古代文明


豪華な部屋とベリーダンス


世界遺産の旧市街


トプカプ宮殿とボスフォラス海峡の宝石


ガラタ塔からの絶景


トルコ最後の朝とシンガポール


スペイン・ポルトガル旅行


いざスペインへ!


しびれた念願の対面


サグラダファミリアを体感


建築の詩人ガウディ


バルセロナとさようなら


ラ・マンチャの風車


魅惑のアルハンブラ宮殿~前編~


魅惑のアルハンブラ宮殿~後編~


“西方の真珠”の残り香漂うコルドバ


世界で唯一のメスキータ


フラメンコ・ディナーショー


河畔の港町セビリア


国境を越えてポルトガルへ


古き良き町リスボン


ユーラシア大陸最西端と歴史ある町


谷間の真珠オビドスと漁師町ナザレ


戦いの町バターリャ


ポルトガル発祥の地ポルト


サンチアゴ巡礼路と聖都


今は小さな町アストルガと古の王都レオン


学問都市サラマンカと石と聖者の町アビラ


古都セゴビアと首都マドリード


駆け足のプラド美術館


迷わずトレドへ!


光と影の闘牛


アディオス夢のスペイン


おいしいリンク


夢に登場した有名人リスト


キリ番ゲットはこの人たち!


2006年07月30日
XML
カテゴリ:旅行
中東のどこかへツアーで訪れ飛行機、帰国前最後の土産物店に入っていた。
ツアー仲間のおばさんたちは買う気満々で店中をあっちへ移動したりこっちへ移動したりと忙しく見ていたが、私はまったく買う気などなく単に時間つぶしでうろついているだけだった。どうもパッとしない商品ばかりで、どれもいらんなぁ……( ̄_ ̄;)、という感じのものばかりだったのだ。
決して大きくはない店の中心に3段になっているガラス棚があり、その一番上に“でんち”と呼んで小さい頃に着ていた綿入りの羽織に似たもの所狭しと畳んで並べられている。
全国的には“ちゃんちゃんこ”のほうがわかりやすいんだろうか。でんちは京都弁?
そこのところはよくわからないけど、冬には家の中での防寒着として重宝したものだ。今は売っているのも滅多に見かけなくなり、着ることもとうの昔になくなったが。
それをまさか中東の国で見かけることになろうとは思いもよらず、ちょっと興味を示していくつか手に取ってみる。それでもやはり買う気にはなれず、そのまま棚の上に戻した。
だがおばさんたちはそれを買おうと思っているのか、熱心にあれこれと手に取っては広げて見ていた。そしてその都度乱暴に棚に返すものだからどんどん商品が押され、私の見ている前でいくつかが床に落ちてしまった。
それにも気づかず互いにおしゃべりしながら選んでいるおばさんたちを見て、溜め息混じりに落ちたそれらを拾い上げて棚の上に戻す。ダッシュ┐( ̄- ̄;)┌ ふぅ~…
それからすぐにその場を離れて土産物店を出ると、なぜかそこからバスが待っているらしい場所まで1人で大移動をすることになった。しかも途中はとんでもない急勾配になっていて、私はそこをどこから持ってきたのか知らぬ間に乗っていたマウンテンバイクを見事に操り、慎重にではあったもののなぜかできると信じて恐怖も感じずに難なく下っていったのだ。Σ( ̄- ̄*)すごっ!!
1度も足を付くことなく下り切ると、右側にコンビニほどの大きさのコンクリートの平屋があった。屋根も特にかわらを乗せるなどして設けられておらず完全な長方形で、人が住むための家屋ではなさそうな雰囲気だった。
ドアが外れているのか見あたらず、遮るもののない入口から中に入ると、会社の同期のマイマイが部屋の端っこに丸くなって屈み、コンクリートの床にスケッチブックを置いて絵を描いていた。
「あれ、マイマイこんな所に? バスバス出てしまうえ。一緒に行こ」
と声をかけ、連れ立ってその建物から出る。入ってきた所とは別の場所から出た私たちの前に、手入れの行き届いた庭が広がっていた。季節が終わって花は咲いていないが藤棚もあり、なかなかに立派である。
そんな庭を突っ切ってから改めて庭を振り返って少し眺めていると、そこで目が覚めた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年07月30日 17時33分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅行] カテゴリの最新記事


プロフィール

十二夜

十二夜

カレンダー

お気に入りブログ

ヒロシマ・マインド… New! 宮じいさんさん

ててゆめ日記 ★てて★さん
ほしがり姫の1年中ガ… ほしがり姫さん
世界ルンルン滞在記 ショコラショーさん
きまぐれ日記 美杜さん
世界一周旅物語(せ… たび好き夫婦さん

コメント新着

 十二夜@ ●Mayさん 私も現実に1,000円で見放題なら、絶対に…
 May110@ Re:1,000円で映画見放題(01/07) 1000円で見放題とは是非ともやって欲しい…
 十二夜@ ●Mayさん こちらこそ、今年もよろしくお願いしま~…
 May@ Re:好きなところ 今年もよろしく(^O^)/ やっと復活ですね、…
 十二夜@ ●Mayさん ボケてる私でも、さすがに三重まで乗り過…

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.