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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:母として
2年前の今日アオは自閉症と診断を受けました。
そして私にとっては十数年前に実の母を亡くした日でも あります。いろいろ考えてしまう日です。 2年前を思い出してみると、アオは2歳1ヶ月、モモは1ヶ月でした。 言葉も全くなく、呼んでもふりむかず、ひたすら走っていってしまう。 そんな状態でした。くるくるまわったり、つま先で歩いたりしていました。 覚悟しての受診だったので、驚くほど冷静でした。 でも内心はモモを出産したばかりで、夜中も1時間ごとの授乳中でしたし、 アオも全く制御不可能な状態でしたので、どん底でした。 でも2歳1ヶ月という早い時期に診断をもらったおかげで、 一応覚悟が決まり、主治医に道案内をしてもらい、 現在の通園施設に通うことができ、親子ともども、 この2年間全速力で走ってきたように思います。 そして2年間でアオはとても成長しました。 私も必死でした。なりふりかまわずという感じでした。 でも診断後2年経ち少しペースをゆるやかにしていく時期なのかなと 思い始めています。まだ受容しきれず、もがく日々ですが、 このままの全速力では身体も心ももちこたえられませんので、 短距離ランナーから中距離ランナーへの転向という感じでしょうか。 本当はゆっくり自分のペースで走るマラソンになっていくのが いいのでしょうが、まだ幼児という事もあり、目も手も離せないので、 そんな感じで休みながらいきたいと思います。 そして私の母への思い。母は孫の顔ももちろん私の夫の顔も知りません。 もし生きていてアオのことを知ったらどうしていただろう。 もめてたんだろうなあ。きっと。でも協力もしてくれてただろうなあ。 私はアオがいくつになるまで見守ってやれるのだろうかという不安にも 駆られた日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.30 00:17:54
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