【父親が息子に伝えるマンション学】

おはようございます。

今日からゴールデンウィーク。
海外出国ラッシュがもう始まってるらしい。

うらやましぃー。
私はずっと仕事です。（Ｔ-Ｔ）

今日もマンション貧乏な人を救うため頑張りますよ。

それでは行きましょ－－っ。

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私が買ったマンションが実は他人のものだった。

どうしてこんなことに。

「あのー。この辺でマンションを探してるんですけど・・」
これがあの不動産屋とお付合いを始めたきっかけだった。


いろんなマンションを紹介され見たがなかなか気に入るものはなかった。
そして紹介されたのが今のこのマンション。
駅からの距離もそこそこだし、価格も手の届く範囲だった。

私はすぐに購入を決め申込みをした。

「だって、今出たばっかりだから良いですよー。」って営業マンにすすめられたのよ。

そして、「他にもこのマンションを探しているお客さんはいるので、すぐに買い手は付いてしまいますよ。」

こんなことを言われれば
つい、「じゃあ申込みを、」って思いません？

私はそう思ったんですぐにしたんです。
ろくに価格のことやその他のことを調べもしないで。

そしてこうも言われたんです。

「売主さんは買い替えで売るんです。
新しく買うほうのマンションの入居の時期が迫ってて、多少安くてもいいんで、はやく売りたいんですよ。」

「だから、これは良いですよ。」

この話を聞いただけで『私はお買い得だ』そう思いました。


そしてすぐに契約してお金を支払ってマンションの鍵を貰いました。

その時に言われたのが、
「じゃ登記の司法書士はうちの方で付き合いのあるいい先生がいますからその先生に任せて良いですよね。」

即答しました。

「だって先生って言われたんだよ。その先生はいやだから他にしてなんて言えないよーー。まして司法書士なんて知り合いはいないし、任せるしかないじゃん。」

こうして私はまんまと実家の相続で貰ったお金を全額払ってしまったのです。


会社も近くなったし、マイホームをもてたことがすごく嬉しかった。
他の同僚はいまだに賃貸のアパートの人が多いし、中には自宅から通っている人もいる。
そんな同僚に私は自慢したくて仕方がなかった。

あなたたちまだ賃貸なの。これからの働く女性は自分でマンションの１つも待たなくちゃ。男にぶら下がって生きる人生なんて私はいや！

ひどい話ですよね。
私だってたまたま貰ったお金で買っただけなのにそんなことを言うなんて。

だからバチガ当たったのかしら。


今荷造りの最中です。

そうです。


私は負けたのです。



あの顔面蒼白の女に。
マンションを出て行かなければならなくなったんです。

その上支払ったお金も戻りません。

私には何もなくなりました。
マンションも
プライドも
お金も
そして友達さえも


でもこんなことになるなんて。
私のなにがいけなかったの。
どうすればよかったの。
誰か教えてーーー。


***
ひとり言

ごめんなさい。長くなりました。
明日完結します。