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テーマ:水系ペットのお話(2828)
カテゴリ:その他
今日は、皆様に紹介したいお魚があります。
おいらは飼育しとらんのですが、いつかは飼育するぞ!と、企んでいるお魚です。 なぜなら、おいらという「魚ヲタク」を、産んだお魚ですからに。 学名 : ネオケラトドゥス(ネオケラトダス) フォルステリ 分類 : 魚類・硬骨魚綱・ネオケラトダス目・ネオケラトダス科 本物のこいつをご覧になった事ある人もいるかもしれませぬ。オーストラリア固有のハイギョです。 現存するハイギョの中でも、最も原始的なお魚といわれ、数年前、人口孵化にも成功し、養殖個体が熱帯魚屋さんで販売されております。 最古の化石は、三畳紀前期(2億4000万年前)の物が、現在発見されております。 その頃から、全然進化をしておらず、2億年以上も前の姿のままで、現存しているそうです。 三畳紀がどれだけ古いかと言うと、恐竜で有名な「ティラノザウルス・レックス」が、地球の王者として君臨していた時代の、白亜紀の前の、アロサウルスや、ステゴサウルスが地球上を闊歩していた、ジュラ紀。 そのジュラ期より、さらに前の時代です。 最初の恐竜の出現が、三畳紀中期。 つまり、最初の恐竜が出現するさらに前の時代から、変わらぬ姿でいるわけです。 この「ネオケラトダス・フォルステリ」が、おいらがアクアリウムに走り、魚ヲタクになった、全ての根源なのです。 幼少のころ、ウルトラマンが大好きでした。いや、ウルトラマンにでてくる怪獣が大好きでした。 で、親戚の叔父さんが、「この怪獣みたいな動物が、むかーし、地球に本当にいたんだぞぉ。ほーら」と、2~3冊の図鑑をプレゼントしてくれました。 恐竜図鑑と、古生物全般の図鑑2冊です。 でもって、まず恐竜にはまりました。 と同時に、古生物図鑑に掲載されていた、ハイギョやポリプテルスというお魚が、とても不思議に思いました。 魚らしからぬ姿、泳ぐ為のヒレではなく、這う為のヒレをもち、進化の過程で陸上に魚が上がる中間地点に存在する魚類。 とても、不思議なこいつらにもはまりました。 魚に似つかず、原始的なお魚。「地球上から、こいつらは絶滅してしまったんだ」と、思っていました。 それから、数年。オヤジがある新聞記事を持ってきて、「こんな凄いのを、新聞で見つけたぞ!早速、今度のお休みに見に行こう!」と、おいらに記事を見せたのです。 新聞なんて・・・つまらないよぉ・・・と、思いながら見た次の瞬間。 おいらは、大人になった今でも、忘れないくらいの衝撃を受けたのです。 そこには、「生きた化石、原始的な怪魚公開」との見出しがあり、この「ネオケラトダス・フォルステリ」が2匹泳いでいる写真があったのです。 「え・・えぇぇ!!滅びたはずの魚が生きている!!」と、頭を打ちのめされた気分でした。 そりゃそうですよ。古生物図鑑に載っていた、そのままの姿で生きて、水槽を泳いでいる写真があったんですもの。 で、上野水族館で目の当たりにしたとき、おいらには信じられない光景でした。 絶滅した恐竜が、実は生存していて、それを目の当たりにした衝撃でした。 「ネオケラトダス・フォルステリ」だけではなく、他にポリプテルスもいたり、ハイギョもいたり、かわった形の魚がいたり。。。初めての水族館は、おいらにとって「夢の世界」そのものでした。 で、水族館の人がいたもんで、「ぼくも、このお魚飼いたい、どうしたら飼えるの?」と聞いて、熱帯魚屋さんというお店の存在を知ったのです。、 で、熱帯魚屋にいった所、今より少ないにしても、色とりどり様々なお魚が、目の前にいたのです。 早速、水槽を買ってもらい、熱帯魚を飼育して、目の前で見える大自然の一部に、どっぷりはまってしまいました。 水草の陰から、顔を覗かせたり、縄張りを争う、フィンディスプレイディング。 小さな水槽の中で、様々な大自然のドラマが展開されているようで、熱帯魚にどっぷりはまって、急速にエスカレートを続けながら、今に至ります。 この「ネオケラトダス・フォルステリ」との出会いが無かったら、こんなに魚にはまっていなかっただろうなと、今でも思います。 本当にいつかは飼育したいのですが、体長、1.8~2m近くに成長するお魚です。 飼育するからには、最大限の大きさまで育てたいので、巨大な水槽が必要なのです。 んでも、いつかは設置して、こいつを飼育するぞ!っと。 ポチッポチッ!と、お願いします。 => こちらも、ポチッ!と => お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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