人間性を磨く
今日は、経営セミナー3回目。午前中は、心の学びとして、那覇市首里崎山町にある興禅寺へ座禅を組みにいきました。ずっと首里に住んでいましたが、興禅寺を訪ねるのは初めてです。経営者の先輩から、お話は伺っていたので楽しみにしていました。最初に座禅の心得を学びます。身体を整え、呼吸を整え、心を整える。人は、人間関係、地位、お金、恋愛などいろいろなしがらみで頭の中はいつも思考で張り巡らされている。坐禅は、そのような執着から離れ、「無為」となり行うものだと言われています。機会があれば警策で背中を叩かれてみて下さいとお話があったので、意を決して合掌して警策をいただきました。叩かれることで足踏みしている自分が一歩踏み出せるというお話でした。パッシという音が静けさの中に響きます。私も右肩、左肩を叩けれてびっくりしました。痛いというより、力強い激励のカツを受けたような感覚。目が覚めるような感覚に身が引き締まりました。前に一歩進みだす勇気をもらったような気分になりました。講義の際に学んだ京セラの稲盛氏は「企業は人なり」と人間性の大切さをお話しされていました。稲盛氏のすばらしきリーダーとなるための言葉。多くの事業家は、自らの才覚と能力に頼る。しかし、それでは一時的に成功したとしても、自分自身の才覚におぼれ、事業が長続きしない。事業を成功させ続けるためには、心を高め、徳のある人格を築き上げていかなくてはならない。常に人間性を磨きづつけなければいけいということです。